【首都圏サウナ通信員#7】新橋・オアシスサウナ アスティル サラリーマンの街の贅沢なサウナ

03/03 09:30 au Webポータル

au Webポータル編集部員が首都圏のサウナを探訪する「首都圏サウナ通信員」。7回目は新橋駅にある「オアシスサウナ アスティル」を紹介する。サラリーマンの街にある贅沢な温浴施設だ。サウナ室に入ってからレストランでの至極の一杯まで、終始満足感が高い。まさしく「都会のオアシス」だ。(随時掲載)

首都圏サウナ通信員7回目 新橋の安らぎの地へ

オアシスサウナ アスティル

新橋駅から徒歩1分のアスティルが入るビル。3階にフロントがある mediba編集部

山手線などのJRに加え、東京メトロや都営地下鉄、ゆりかもめなども乗り入れる新橋駅。にぎわう赤ちょうちんもありつつ、少し足を伸ばせば銀座にもアクセスでき、ニュースのインタビュー取材の場所としても知られるSL広場でおなじみだ。アスティルはJRの烏森口から徒歩1分の近さで、1階にパチンコ店が入るビルにある。エレベーターで3階のフロントへと向かう。

「テルマエ・ロマエ」感

フロントでは丁寧な説明を受けることができた。曜日や時間帯によっては割引もあるという。公式Twitterアカウントをフォローし、最新情報をチェックすることをおすすめする。

3階で館内着に着替え、4階の浴室フロアへタオルやサウナハットを手にして向かうと、中央にある大きな湯船が迎え入れてくれる。広々としている室内はどこか、漫画「テルマエ・ロマエ」のような古代ヨーロッパの雰囲気も感じさせる。かけ湯をして、早速サウナ室へ入場だ。

贅沢な雰囲気のフロア。「黙浴」の呼びかけも mediba編集部

名物「光のパフォーマンス」

部屋の中央に鎮座するサウナストーンをコの字型に囲むような室内は、どの位置からも適度な熱さを味わうことができる。1回ごとに取り替えることができる、サウナマットを敷いてセットに入る。85度前後とやわらかく心地よい熱さのドライサウナだ。

じっくり熱波を味わっていると、突然部屋の明かりが落ち、サウナストーン付近が光で照らされる。アスティル名物の「光のパフォーマンス」が始まった。サウナ室が1分ほどディスコのような雰囲気に。一瞬の強烈な輝きを放った「平成バブル」のような時間だった。

壁を伝い落ち、頭にそそぐ冷水

充実の熱波タイムを終え、汗が全身を覆ったら、水風呂へと駆け出す。アスティルの水風呂の壁は石組みで、青くライトアップされ、視覚からも涼しげな雰囲気を感じられる。

14度の水風呂で毛穴をしめつつ体表面の熱気を逃していると、石組みの壁から冷水がつたい落ちてくる。持たれかけて頭に受けてみると、他では味わえない心地よさを感じた。

アスティルの名物となっているものは水風呂後の休憩スペースにも。「テルマベッド」と呼ばれる、タイル地で硬さのあるイスがなんとも心地よい。ととのいに最適な体勢になることができ、時間が許すのなら寝落ちしてしまいたい気分だった。

サウナ後の冷えに冷えた生は至極。アルコール以外の水分もしっかり取ろう mediba編集部

十分にととのいを味わい尽くしたあとは、館内のレストランで飲食を楽しもう。キンキンに冷えたジョッキで飲む生は、ただただ最高。美味しいフードも豊富で、関東圏のサウナーなら一度は足を運びたい「都会のオアシス」だ。(普久原裕南)

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