【首都圏サウナ通信員#4】錦糸町 ニューウイング 熱波と熱湯で別次元のととのい

01/14 22:30 au Webポータル

au Webポータル編集部員が首都圏のサウナを探訪する「首都圏サウナ通信員」。4回目は錦糸町にある「スパ&カプセル ニューウイング」だ。サウナ通を唸らせる様々な工夫が、至るところに施されている。ととのいをより深めることができる、ニューウイングだけでしかできない楽しみ方がある。(随時掲載)

JR総武線の錦糸町駅。評判のサウナが多い街としてサウナーの間では有名 mediba編集部

首都圏サウナ通信員4回目 サウナのメッカ錦糸町へ

ニューウイング

JR総武線の錦糸町駅南口からマルイの右の小道を進むと、ニューウイングの水色の暖簾が出迎えてくれる。駅から徒歩3分とアクセスが良く、雨天でも足元が汚れずにすみそうだ。

1階のロッカー内にある館内着に着替え、タオル片手に2階の浴場へ上がると、都道府県名や都市名がふられたロッカーに着替えやタオルなどを置く。ただの番号ではなく県名などが付けられている理由は、番号だけだと忘れてしまう人も多いからだという。優しい配慮に心もあたたまる。

マルイの右を入ると関東圏屈指のサウナは近い mediba編集部

ベンチ下でロウリュ 高温をキープ

シャワーで汚れを落とし、早速サウナ―たちに評判の「ボナサームサウナ」にイン。1回ごとに取り替えられる清潔なサウナマットが備え付けてあり、気持ちよく汗をかける。

またサウナ室前には飲料水のほか、クーラーボックスにたくさんの氷が用意されており、水を冷やすために使えるのはもちろん、一つ口に含ませてサウナ室に入ってもいい。

サウナ室内の温度計は95度あたりを指していた。ベンチ下にヒーターが隠れるようにあり、オートロウリュが6分ごとに行われていることから、サウナ室内全体が心地よい熱さと湿度が保たれており、大粒の汗が吹き出た。

毛穴が全開になったのを感じたら、シャワーで汗を流してハイライトの水風呂へ直行だ。

錦糸町にある「スパ&カプセル ニューウイング」 mediba編集部

冷水ミニプールと水風呂 2つの楽しみ

ニューウイングの水風呂は2種類あり、一つは14度で泳ぐこともできる「冷水ミニプール」。もう一つが18度の水風呂だ。

まずは冷水ミニプールを味わう。大人が真っ裸で泳ぐのは少しシュールな光景だが、そんなことは気にせず一気に潜る。アツアツになった頭から足先まで冷えると同時に、全身を「羽衣」が優しく包む。

2セット目は18度と優しい冷感の水風呂へ。水風呂に怖さがあるととのい未経験者には最適な温度設定だ。サウナ経験者と未経験者が一緒に楽しむことができそうだ。

異次元のととのい「ねつ湯ブースト」

YouTube「TKO木本武宏のキモトゥーブ」(外部サイト)

ニューウイングのサウナでできる、スペシャルなととのい方法が「ねつ湯ブースト」だ。お笑いコンビTKO・木本さんのYouTubeで実践していたととのい法で、「サウナ→お風呂→冷水プール→水風呂」に入る。

サウナでアツアツになったあと、汗をお湯で流しそのまま43度設定のお風呂「ねつ湯」に飛び込む。のぼせないよう注意しながら1分ほどさらに身体を温めたら、冷水プールで1分ほどひと泳ぎする。羽衣をまとったらややぬるめの水風呂にインだ。

18度の水風呂がとんでもない快感を呼ぶ。普段であれば冷たいと感じるはずの18度が、まるでふかふかのお布団のような夢心地。異次元の気持ち良さにまかせて長居すると冷えてしまうので、1分ほどでととのいイスでの休憩に向かおう。

サウナーうならせる工夫 いたる所に

3Fレストランの定食はボリューム満点 mediba編集部

ととのいスペースなどにミストが降り注ぐ仕掛けもあるなど、さまざまな場所にサウナーを喜ばせる工夫が施されているニューウイング。錦糸町という両国に近い土地柄もあり、ととのいリラックスする親方の姿もあった。元横綱・白鵬の間垣親方も、現役時代には足しげく通いお湯を楽しんだという。

サ飯は定食がどれも食欲を誘った。炒めものをいただいたが、ビールとも合う味付けで汗をかいた後の乾いた身体に染み渡る美味しさ。また来たいと思わせる、通好みのサウナだ。(普久原裕南)

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