【首都圏サウナ通信員#9】ととのうを追求おしゃれサウナ ROOFTOP Sauna 西荻窪

04/04 09:20 au Webポータル

au Webポータル編集部員が首都圏のサウナを探訪する「首都圏サウナ通信員」。9回目は西荻窪駅にある「ROOFTOP Sauna」だ。広々としたサウナ室、おしゃれな水風呂に、ととのう場所に困らない外気浴スペースというシンプルなつくりで、何よりもサウナに集中したいという人にはぴったりだ。（随時掲載）

首都圏サウナ通信員9回目西荻窪へ

ROOFTOP Sauna

受付へはエレベーターで。おしゃれでポップな雰囲気がサウナーを迎える mediba編集部

JR中央線、荻窪と吉祥寺の間にある西荻窪駅にROOFTOPはある。駅前はチェーン店のほか、個人経営の商店も多く元気な街の雰囲気だ。南口から徒歩1分かからず目的地に到着した。

受付は3階の「LifeWork Cafe」にある。コワーキングスペースとカフェで、最新のWeb系企業オフィスのような雰囲気だ。パソコンでテレワーク作業をする人も多く見られた。サウナ後の一杯もここで楽しめる。

受付時にはLINEアプリを用いての会員登録が必須だ。サウナの利用開始時間がトーク内に記録されるので、利用時間を忘れることがなく、とても便利に感じた。

最大30人広々のサウナ室

混み合っていなければ寝ながら汗をかくことができる ROOFTOP Sauna提供

準備をととのえて、早速サウナへと向かう。

サウナ室（サ室）の入り口横にはサウナハットなどをしまうことができる収納スペースがあり、私物のサウナマットやタオルを携行するサウナーにはとても親切だ。

浴室スペースには湯船はなくシャワーのみというシンプルなつくり。「ととのう」ことに集中できる。

体をシャワーで清めサ室へ入場すると、中央に鎮座する大きなサウナストーブが出迎えてくれる。室内のどこにいても熱波を味わえ、国産ヒノキに囲まれて、いい香りの中でリラックスできる。

最大30人が収容可能な広さは圧巻。混み合っていない時間であれば寝そべって熱波を楽しむこともできる。

毎時37分アロマロウリュ

15分ごとにオートロウリュが発動し、サ室内は心地よい熱気に満たされる。

また毎時37分には、スタッフによるアロマ水を使った「アロマロウリュ」のサービスも。たっぷりのアロマ水がサウナストーンに注がれると、アツアツの蒸気がいい香りを運んでくる。スタッフが大きな団扇を使ってサ室内の空気を複数回撹拌してくれるので、一気に体感温度が上がる。

気持ち良く汗がかける絶好のチャンス。ぜひ何回も味わいたいところだ。この時間を狙ってスケジュールを立てても良さそうだ。

バスタブの水風呂選べる温度

たっぷり汗をかいたら、シャワーでサッと流してから水風呂があるルーフトップに向かおう。

独り占めできる4つのバスタブに入った冷水が、火照りに火照ったサウナーを待ち構えている。記者が取材した3月下旬は、9度と15度の温度設定だった。

「グルシン」の愛称で親しまれる10度未満の水風呂を愛するファンは多いが、14-16度のオーソドックスな設定が好きなサウナーも多い。普段浸かり慣れている方を選べるのも素晴らしいが、セットごとにグルシンとオーソドックスを行ったり来たりする楽しみ方ができるのは、水風呂を重視する人の満足度を高めるだろう。

バスタブ内の冷水は循環されており、衛生面はしっかり管理されているので、安心して体を冷やすことができる。

ルーフトップで外気浴

外気浴スペースには20脚以上の多彩なチェアがある ROOFTOP Sauna提供

ROOFTOPの名の通り、屋上にある外気浴スペースは贅沢なつくりだ。

日中なら青空の下、夜なら都会の涼し気な夜空がサウナーを最上のととのいへと誘う。外気浴を重視するサウナーに人気のインフィニティチェアも含め、計20脚ほど用意されており、混み合う週末でもととのう場所に困ることはないだろう。

女性側では無料でポンチョを貸し出している。屋外であっても安心してととのうことができるはずだ。（普久原裕南）