【首都圏サウナ通信員#5】埼玉県大宮 おふろcafe utatane イメージ覆す異空間サウナ

02/01 22:10 au Webポータル

au Webポータル編集部員が首都圏のサウナを探訪する「首都圏サウナ通信員」。5回目は埼玉の大宮にある「おふろcafe utatane(うたたね)」を訪ねた。これまでのサウナや温浴施設のイメージを覆す、異空間がutataneには広がっている。サウナ好きだけでなく、家族やパートナーと一緒に楽しむことができる場所だ。(随時掲載)

多くの人が行き交う大宮駅。utataneへは埼玉新都市交通「ニューシャトル」に乗り換える mediba編集部

首都圏サウナ通信員5回目 大宮の異空間サウナへ

おふろcafe utatane

多くの人でにぎわう大宮駅から埼玉新都市交通「ニューシャトル」に乗り換え、1駅目の鉄道博物館駅(大成駅)で下車する。線路沿いを北に向かって歩くこと約10分。人気急上昇中のutataneに到着だ。

道中に現れたutataneの広告。「だらだらしよう、おしゃれに。」のコピーが目を引く mediba編集部

北欧のあたたかみ 新時代を感じさせる施設内

大宮にある「おふろcafe utatane」 mediba編集部

フロントで館内着とタオルのセットを受け取ると、北欧がコンセプトの雑貨屋のような明るく温かい雰囲気の空間が目の前に広がる。サウナを楽しんだ後も時間をかけて楽しめそうだ。

期待を胸に、早速浴室へと入る。
体育館を思わせる高い天井と、フロアも広々としていて気持ちがいい。東京都心のビルにあるサウナも十分楽しめるが、そことは一線を画す開放感のある雰囲気だ。

まず大人数でオートロウリュが楽しめる「イズネスサウナ」にイン。木に囲まれた中で楽しむ熱さが心地よい。テレビも備え付けられており、時間が経つのを意識せず過ごすことができる。

温度計は男湯がおおむね90-95度の間を指していたが、体感としては10分以上楽にいられる優しい温度設定に感じた。オートロウリュは男湯が毎時00分、女湯は毎時30分に発動。また違った熱波を味わうことができるだろう。

utatane自慢のサウナコタ 思い出は目に焼き付ける

utataneでぜひ味わうべきなのは、小屋型になった一回り小さい「サウナコタ」。フィンランド語で「サウナ小屋」を意味するという。外観からインスタ映えする可愛らしい雰囲気。映えるといっても浴室内だ。写真撮影は控え、目に焼き付けて胸の中にしまい込もう。

サウナコタは多くても5、6人程度しか入れないので、週末などは混み合うことが予想され入室するタイミングを見計らう必要があるが、並んででもぜひその気持ちよさを味わってほしい。中に入ると本場フィンランドでサウナを楽しんでいるかのような気分になる。

サウナー自らがサウナストーンに水をかけて熱波をつくる「セルフロウリュ」式で、水をかけるタイミングは砂時計が教えてくれる。かける前には「ロウリュいいですか」と周囲のサウナーにひと声かけるのがマナー。熱波が好きだからといってかけすぎるのは無粋だ。お互いが気持ちよく使えるよう配慮しよう。

75-80度といった優しい設定だが、ロウリュをすれば一気に熱波が立ち込め、体中から汗が吹き出す。比較的すぐ熱気は落ち着くので、心地よい北欧調の小屋の中で15分以上過ごすことも苦ではなく、むしろ「ずっといたい」と感じた。

サウナだけでない 多彩な魅力

フロント横にあるおしゃれなスペース。おじさんもテンションが上がる mediba編集部

浴室を出た後も、思い思いに楽しめるのがutataneの大きな魅力だ。

たくさんの漫画が並ぶスペースや、自宅のようにくつろげるロフト、キャンプ気分にひたれるハンモックなど利用者を楽しませるための工夫がいたるところに施されている。

北欧のオーロラをイメージしたスペースもあり、館内にいながら写真撮影も楽しい。

ソロはもちろん、友達同士や家族連れ、カップルなど、誰もが楽しめるサウナ。それがutataneだ。(普久原裕南)

ハンモックに揺られてくつろげるスペースも mediba編集部

施設情報

YouTube参考動画

YouTube「 松野井雅チャンネル【公式】」(外部サイト)

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