【首都圏サウナ通信員#2】ととのうを体感するなら 池袋のタイムズ スパ・レスタに行こう

12/23 21:15 au Webポータル

au Webポータル編集部のサウナ好き編集部員が首都圏のサウナを探訪する「首都圏サウナ通信員」。2回目は東京・池袋のサンシャインシティ前にある「タイムズ スパ・レスタ」を紹介する。都会のど真ん中で、リゾート気分を満喫しながらととのうことができる。サウナ室も広く、ととのいイスの設置数も多い。ととのい未経験、未達成者にはまずオススメしたい、都内屈指のスポットだ。(随時掲載)

池袋の「タイムズ スパ・レスタ」 mediba編集部

首都圏サウナ通信員 2回目は池袋へ

池袋駅東口からのアクセスが便利。サウナ後のショッピングや飲食も楽しめる mediba編集部

タイムズ スパ・レスタ

「池袋」駅東口から徒歩8分、東京メトロ有楽町線 「東池袋」駅2番出口より徒歩3分に立地。コインパーキングなどでおなじみの「タイムズサービス」が運営するスパ施設で、同社の関連会社などが入る「タイムズステーション池袋」の10-12階にある。

特徴的なのは、抜群のホスピタリティだ。リゾート地を訪れたかのようなおもてなしで、大都会の非日常空間を演出している。温泉やサウナなどのほか、タラソテラピーやアカスリなどボディケアも充実している。

高級感があるエントランス。雰囲気だけでなくおもてなしも充実 mediba編集部

広々、設備充実のサウナ室

浴室入り口には、紙コップで飲むタイプの給水器がある。多くのサウナは学校などでよく見かけた、口を飲み口に寄せて直接飲むタイプのウォータークーラーが多い中、紙コップを使えるのは気持ちいい。冷え具合も申し分なく、セット間の水分補給もしやすい。

フィンランドサウナに歩を進めると、室内の広さは余裕があり、20名以上が座れそうな広さだ。公称の設定温度は83度だが、温度計は90度前後を指している。三段構えの室内は、1段目と3段目でしっかり温度差があり、熱気が苦手な人も好きな人も楽しめるオールマイティなサ室だろう。

テレビと12分計を完備。目をつむって黙想し自分の身体と向き合うも良し、テレビを見ながら時が経つのを待つのも良し。自分に合ったととのいスタイルをとることができる。

パワフルなオートロウリュ

ストーブで超高温に熱せられているサウナストーンに自動で水をかけ、室内に熱気を充満させる「オートロウリュ」は非常にパワフルだ。毎時00分、30分(12:00~24:00)に行われ、オートロウリュ発動時に注がれる水分量が他と比べて多い印象だ。

タオルを使い人力で熱波を送る「アウフグース」にも劣らない灼熱の蒸気がつま先まで覆う。サウナーの頻繁な出入りがあっても、上級者が満足できる熱気を維持している。

サウナ用の備え付けのマットはないので、清潔面で気になる利用者は、マイサウナマットを持参することをおすすめする。

オートロウリュだけでなく多彩なアウフグースも実施 mediba編集部

15度以下の水風呂 氷のサービスも

体の芯まで温まったら、サウナ室横の水風呂に急いで向かう。

公称の設定温度は15度だ。概ね14度台後半に保たれていて、ビギナーも利用しやすい冷たさだ。

また、スタッフが氷をタライに入れ持ってきてくれるサービスを行っている。熱気がこもる頭に乗せたり、顔に押し当てたりと、それぞれの好みで楽しんでほしい。

外気浴 ととのいイス7脚が誘う至福

水風呂で毛穴をしっかり閉め、「羽衣」をまとったら、水気を手早く拭き取ってととのいイスでの休憩に向かう。
スパ・レスタの一番のおすすめ点は、ととのいイスの充実度にある。浴室内に3脚、外気浴スペースには4脚も寝そべることができるタイプのチェアがある。腰掛けるタイプのイスも十分ある。

冬の始まりの12月初旬、10度を下回った屋外でのととのいは、形容し難い気持ち良さを味わうことができた。「ととのう」という感覚を味わってみたい、そもそも「ととのう」って何?と思う人たちにこそおすすめしたいサウナだ。

「ととのい」への一番の近道は、スパ・レスタから続いている。

充実のサ飯とサ飲み

スパ・レスタと同じビル内にあるジョナサンで乾杯 mediba編集部

ととのった後は、施設内の「レスタ キッチン」で「サ飯」を楽しもう。健康的な料理が多く、メニュー表に目を通すとどれにしようかと目移りさせられる。大都会のビル群を眺めながら火照った身体に行き渡らせる生ビールは、想像通り最高だ。日常のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる。

スパ・レスタと同じビルの2階には、ファミリーレストランの「ジョナサン」、1階には「すき家」と「カフェ・ベローチェ」もあり、サウナーそれぞれに合った食を楽しむことができる。満足度の高いスパだ。
(普久原裕南)

ジョナサンのほかすき家やカフェ・ベローチェが同ビル1、2階にある mediba編集部

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