【首都圏サウナ通信員#1】有明でととのう サウナ後も充実 泉天空の湯 有明ガーデン

12/13 14:20 au Webポータル

au Webポータル編集部のサウナ好き編集部員が首都圏のサウナを探訪する「首都圏サウナ通信員」。1回目は有明にある「泉天空の湯 有明ガーデン」を紹介する。(随時掲載)

有明にある「泉天空の湯 有明ガーデン」 mediba編集部

首都圏サウナ通信員始動

泉天空の湯最寄り駅の一つ、りんかい線の国際展示場駅。複数の駅からアクセスが良い mediba編集部

泉天空の湯 有明ガーデン

有明にある複合施設「有明ガーデン」の中にある泉天空の湯は、サウナや温浴施設だけでなく、レストランやショッピングも楽しめる充実のサウナスポットだ。

公共交通機関のアクセスは、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅から徒歩3分、りんかい線「国際展示場」駅から徒歩6分と駅近の立地で気軽に訪れることができる。

有明ガーデン内には飲食やアパレルなど多彩な店がそろう mediba編集部

十分な設備のサウナ室

フロントで丁寧に利用案内を受けた後は、早速着替えて浴室へと進む。備え付けのウォータークーラーは、何度もセットを重ねてととのいを楽しむサウナーたちにとって無くてはならない。よく冷えており、次セットに進む前には忘れず水分補給をしたいところだ。

かけ湯を済ませたら、マットを手にお待ちかねのサウナ室へ。

腰掛けるスペースは3段に分かれていて、温度計を見ると最下段が約70度、最上段は約90度とスタンダードといっていい温度設定だ。

12分計が備え付けられているほか、テレビもあり、熱波&時間との戦いとなる空間ではあるが、居心地は悪くない。

熱気が逃げない工夫

サウナの大きなポイントは、熱気を逃さない工夫にある。

人気のサウナであればあるほど、サウナーたちが出入りを繰り返すため、ドアを開け締めするたびに熱気がサウナ室外に逃げ、温度が下がってしまい、ととのいの充実度は下がる。

だが、天空の湯ではしっかり対策が取られている。北海道や沖縄の住宅やコンビニなどで見られる「玄関フード」のような形で、サウナ室と浴室の間に一部屋設け、頻繁なドアの開け締めがあっても熱気を逃さず、室内の温度を保つようにしている。

そのため、室内はほかと比べても熱く、最上段は高温が好きな上級サウナーにとっては満足感が得られること間違いなしだ。

熱すぎると感じた場合は、躊躇なく中段に移動することをおすすめしたい。

オートロウリュも威力十分。セットを重ねるサウナーなら、必ず一度は灼熱の蒸気を楽しめるはずだ。

しっかり冷えた水風呂

しっかり汗を出し切ったあとは、お待ちかねの水風呂だ。

サウナ室のすぐ向かいにあり、概ね15度以下とととのいにはもってこいの冷え具合。火照った身体を肩までしっかり沈めると、20秒ほどしてうっすらと身体が温かいベールで包まれる感覚が訪れる。いわゆる「羽衣」だ。

1分も冷やせば十分。手ぬぐいで水気を拭き取り、外気浴スペースに向かう。

リクライニングタイプのイスでととのう

露天風呂や寝ながら温浴を楽しめる「寝ころび湯」などがある外気浴スペースには、仰向けに足を伸ばせるリクライニングタイプのととのいイスが3脚設置されている。

週末以外も利用者が多いため、埋まっていて使えないことも多いが、浴室内も含めて通常の腰掛けるタイプのイスも十分にある。平日であればととのえる場所には困らないだろう。

だが、より充実したととのいを味わうならリクライニングタイプをぜひゲットしたいところだ。

サウナ後のビールは至福

有明キッチンで楽しめるビール。サウナ後の一杯は格別 mediba編集部

サウナでととのった後は、館内のレストランスペース「有明キッチン」で生ビールを流し込もう。

サウナで末端まで温まった身体の隅々に、ビールが染み渡る。都心で手軽に味わえる、至福のひとときだ。

ととのった後は飲食やショッピングを楽しもう

有明ガーデン内はショッピングや食事など充実している mediba編集部

「有明ガーデン」は前述の通り、飲食やアパレルなどショップが充実している。

「無印良品」や「ダイソー」といった小売店のほか、寿司店やしゃぶしゃぶなどバラエティーに富んでいる。

こういった楽しみ方ができるのも、天空の湯ならでは。家族総出で楽しめる施設だ。
(普久原裕南)

施設情報

ジャンルで探す