イングランド代表、ペップに指揮官就任を打診か…マンCは1年間の契約延長を検討?
イングランドサッカー協会(FA)がマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に、同国代表指揮官への就任を打診したようだ。14日、『タイムズ』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。
今夏のEURO2024で2大会連続の準優勝に終わったイングランド代表は、大会終了後にガレス・サウスゲート前監督の辞任を発表。先月と今月のUEFAネーションズリーグ(UNL)では、当初U-21代表を率いていたリー・カーズリー監督が暫定的に指揮を執っているが、現時点で正式な指揮官は決定していない。
先月のUNLを連勝で終えたことでA代表指揮官への正式就任の可能性も浮上していたカーズリー氏だが、1-2で敗れた現地時間10日のギリシャ代表戦後に「今の自分の立場に十分満足しているし、任務期間は明確で、私はそれに満足して自信を持っている。私の任務は3つのキャンプをこなして、その後引き継ぐことだった」と言及。その後、FAが新監督の候補としてトーマス・トゥヘル監督と交渉を行なっていることなどが報じられている。
今回の報道によると、FAはグアルディオラ監督をイングランド代表の指揮官に据えることを検討しているという。未だ正式な回答は受け取っていないものの、同職への就任の可能性を模索するべく、2024-25シーズン開幕前にFAからグアルディオラ監督に打診があったようだ。『ガーディアン』は給与等を考慮すると、グアルディオラ監督との契約締結は困難なものの、同氏がFAにとって「夢のターゲット」であることに変わりはないと指摘している。
グアルディオラ監督とマンチェスター・シティとの現行契約は2025年6月末で満了に。『テレグラフ』が報じたところによると、クラブ側はFAからの接触を受けて、同氏との1年間の契約延長を検討しているようだ。
なお、グアルディオラ監督本人は自身の去就について「私はまだ何も決めていない。なんでも起こり得るよ」とコメントしている。
10/15 09:57
サッカーキング