イングランド代表指揮官に就任したトゥヘル監督が決意「このシャツに(W杯優勝の)2つ目の星をつけたい」

トーマス・トゥヘル

 イングランド代表の新指揮官に就任したトーマス・トゥヘル監督が意気込みを語った。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 今夏にドイツで開催されたEURO2024では、2大会連続の準優勝に終わったイングランド代表。7月16日にはガレス・サウスゲート前監督が退任を発表し、U-21代表を率いていたリー・カーズリー氏を暫定指揮官に据えながらUEFAネーションズリーグ(UNL)の4試合を消化した。そして16日、新たにトゥヘル監督が正式な指揮官へと就任することが発表。“スリーライオンズ”にとっては史上3人目の外国人指揮官となる。

 会見に出席したトゥヘル監督は、「大きな仕事だということはすぐに理解できた」とコメント。「常に今自分が行っている仕事が一番大きな仕事だと思っているし、比べるのは意味がない」と述べつつ、「でも特別な仕事だと感じているし、特権のようにも感じる」と同国を率いる責任を口にした。

 また、「私がとても感情的になっているのは明らかだと思う」と説明しながら、「私は自分のやっている仕事を愛しているし、サッカーに情熱を持っている。この役は若かった頃の私を蘇らせ、10代の頃を思い出させる」と心境を告白。続けて、「このシャツに(ワールドカップ優勝の)2つ目の星をつけたい。最大の目標である2026年ワールドカップでの夢の実現に向けて、私たちは一生懸命努力する」と意気込みを語っている。

 さらに、異国出身の指揮官がイングランド代表監督に就任することへの批判に対して「私がプレミアリーグやこの国に抱く情熱、ここで生活して働くことを愛していると感じてくれているはずだ」と主張。自身が初めてナショナルチームを率いる点については、「とても新鮮だが、新しい役割もとてもエキサイティングだ」と発言した。

ジャンルで探す