知事としての実績を強調「子供達に予算届けるとの思い」 会見で斎藤氏

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題で、斎藤氏は26日午後3時過ぎから県庁で記者会見を開いた。議会は解散せず30日付で自動失職する意向を示した上で、県政トップとしての3年間で取り組んだ課題をとうとうと述べた。

65歳を超えた県職員OBによる天下りの廃止のほか、不妊治療の支援や学校への空調設備の導入などに触れ、「未来の子供たちに直接届くような予算をどんどんやっていくという思いでやってきた」と実績を強調。今回の文書問題で自らの失職を招いたことについては「県民の皆さんに改めて心からおわびを申し上げたいと思います」と述べた。

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