「何てこった」 松山英樹の“衝撃”パッティング… 驚異の22メートルを沈めたバーディーに全米熱狂 「ホントにスゴイ」

22日に開幕した米ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」。松山英樹(まつやま・ひでき)が初日の4番パー3で見事なバーディーパットを披露した。

5アンダーの単独2位で初日を終えた松山英樹

◆米国男子プロゴルフ プレーオフ第2戦

BMW選手権 8月22~25日 キャッスルパインズGC(コロラド州) 8130ヤード・パー72

 8月22日に開幕した米ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」。松山英樹が初日に見せた鮮やかな“パッティング”にギャラリーがくぎ付けになった。

“22メートル超え”の鮮やかなバーディーパットを沈めた松山英樹 写真:Getty Images

 スタートの1番をパーとし、続く2番、3番と連続バーディーを奪うなど絶好の滑り出しで迎えた4番パー3。力強いスイングで放ったティーショットはグリーンこそ捉えたものの、ピンまで約22メートルのバーディーパットに。

 長い距離に加えて複雑なラインを正確に読むことが求められたが、松山が絶妙なタッチで放ったボールは完璧な距離感でカップイン。自身のキャリアで“最長”の距離を沈め、ギャラリーも騒然とする圧巻のバーディーとなった。

 PGAが公式インスタグラムに実際の映像をアップすると、「すご、、、」「最高のパター」「何てこった」「ホントにスゴイ」と称賛の声が殺到。

 序盤から3連続バーディーと試合を優位に進め、折り返しの10番でこの日唯一のボギーを叩いたが、その後3つのバーディーを奪うなど「67」をマーク。5アンダーの単独2位で初日を終えた。

 前週行われたプレーオフシリーズ初戦の「フェデックス・セントジュード選手権」で節目の同ツアー10勝目を挙げた松山。その勢いは今週もとどまることがないようだ。

松山 英樹(まつやま・ひでき)

1992年2月25日生まれ、愛媛県出身。2013年にプロ転向し、同年は4勝を挙げてツアー初のルーキー賞金王に。14年から米ツアーを主戦場に戦い、21年の「マスターズ」で日本人男子初の4大メジャー制覇を達成。同年は日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」を制した。24年「パリ五輪」では日本男子ゴルフ初となる銅メダルを獲得。同年8月の「フェデックス・セントジュード選手権」を制し、自身が持つアジア勢単独最多記録を更新するPGAツアー10勝目を挙げた。日本ツアー8勝。レクサス所属。

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