「練習ラウンドを追ってみた」 日本人初の年間王者へ… 松山英樹の“開幕直前”ショットに高まる興奮 「歴史に名前を」

PGAツアーの日本公式インスタグラムが更新。プレーオフ最終戦の「ツアー選手権」に挑む松山英樹(まつやま・ひでき)の練習ラウンドを追った動画を公開しました。

プレーオフ第2戦「BMW選手権」では途中棄権した松山英樹

◆米国男子プロゴルフ プレーオフ最終戦

ツアー選手権  8月29日~9月1日 イーストレイクゴルフクラブ(ジョージア州) 7490ヤード・パー71

 PGAツアーの日本公式インスタグラムが更新。練習ラウンドを回る松山英樹の姿を動画で公開しました。

PGAツアー日本公式インスタグラム(@pgatour_japan)より

PGAツアー日本公式インスタグラム(@pgatour_japan)より

 米国男子ツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」が29日から4日間の日程で開催。

 同初戦の「フェデックス・セントジュード選手権」で今シーズン2勝目を飾ったものの、第2戦の「BMW選手権」では2日目のスタート前に棄権。腰痛に加え風邪の症状も見られたことから、苦渋の決断に至ったことを明かしています。

 ファンからは心配の声が上がっていましたが、28日の投稿では1本の動画が公開。「松山の練習ラウンドの一日を追ってみた」と、時折笑顔を見せながら試合に向けて調整を進める松山の姿をアップしました。

 キャディーを務める早藤将太が見守る中、ラウンド前に器具を用いてパッティンググリーンで細かなチェックをしたのち、アプローチやアイアン、ドライバーなどショット練習に取り組む松山。コースへ出た後は自身の感覚や芝の状態を見つつ丁寧にショットを繰り返す様子が確認でき、来たる決戦へ向けた最終調整に余念がないようです。

 この投稿には「頑張ってくれ英樹!」「歴史に名前を刻んでくださいッ!」「日本からいっぱいいっぱい応援してます」「優勝しかないぞ!」などと激励コメントが多数到着。

 ポイントランキングに応じたスコアに差をつけてラウンドが始まる今大会は、1位のスコッティ・シェフラー(米国)と3打差の3位からスタート。日本人初の年間王者を狙う戦いが、いよいよ始まります。

松山 英樹(まつやま・ひでき)

1992年2月25日生まれ、愛媛県出身。2013年にプロ転向し、同年は4勝を挙げてツアー初のルーキー賞金王に。14年から米ツアーを主戦場に戦い、21年の「マスターズ」で日本人男子初の4大メジャー制覇を達成。同年は日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」を制した。24年「パリ五輪」では日本男子ゴルフ初となる銅メダルを獲得。同年8月の「フェデックス・セントジュード選手権」を制し、自身が持つアジア勢単独最多記録を更新するPGAツアー10勝目を挙げた。日本ツアー8勝。レクサス所属。

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