竹内美来がトップ通過! 長野未祈や六車日那乃など最終プロテストに進む96人が決定【JLPGAプロテスト2次予選】

JLPGAプロテスト第2次予選がすべての会場で終了。10月29日から行われる最終プロテストに進む96人が決定した。

神谷そら、臼井麗華、江澤亜弥の妹は敗退

◆国内女子ゴルフ

JLPGAプロテスト第2次予選 A地区・9月10~13日 静ヒルズカントリークラブ(茨城県) B地区・9月3~6日 花の木ゴルフクラブ(岐阜県) C地区・9月3~6日 城陽カントリー倶楽部(京都府)

 3つの会場で行われたJLPGAプロテスト2次予選がすべて終わり、最終テスト(10月29日~11月1日、茨城県・大洗ゴルフ倶楽部)に進む96人が決定した。

 10日から13日までの4日間、静ヒルズカントリークラブ(茨城県)で行われた2次予選A地区には104人が出場。第3ラウンド途中で1人が棄権し、54ホールを終えて最終テスト出場ライン(暫定スコア)から8打以内の通算7オーバー75位タイまでの79人が13日の最終ラウンドをプレーした。

3位タイで2次予選を通過した長野未祈(写真は2021年全米女子アマ) 写真:Getty Images

3位タイで2次予選を通過した長野未祈(写真は2021年全米女子アマ) 写真:Getty Images

 72ホールを終えて、通算12アンダーの竹内未来を筆頭に、通算1アンダー27位タイまでの34人が最終プロテストへと駒を進めている。

 34人の中には、米国で学生ゴルフを経験し、すでに米下部のエプソンツアーでデビューしている長野美祈(通算8アンダー3位タイ)や、ティーチングプロからツアープレーヤーを目指す古谷翔香、元JGAナショナルチームメンバーで5度目の挑戦となる六車日那乃(通算6アンダー10位タイ)らがいる。

 昨年、欧州ツアーで経験を積んだ識西諭里は、3日目を終えて4オーバー59位タイと苦しい状況にいたが、最終日に5アンダーを叩き出して通算1アンダー27位タイで滑り込んだ。

 最終テストに進めず、涙を飲んだ中には、ツアーで活躍するプロの妹たちも多い。通算イーブンパー35位タイで1打足りなかったのは、臼井麗香の妹・蘭世、江澤亜弥の妹・亜季。

 神谷そらの妹・ももは、3日まで2アンダー16位タイにいたが、この日3つスコアを落として通算1オーバー43位タイで敗退した。エイミー・コガの妹・ジェニファーも、通算6オーバー69位タイで次のステップに進めなかった。

 1週間前に終わっているB会場の31人、C会場の31人と合わせた96人が挑む最終テストには、今年のナショナルチームのメンバーなど1次、2次予選免除の者が加わったさらにタフなフィールドとなる。

 そこから晴れてライセンスを獲得できるのは、72ホールを戦い抜いて20位タイまでに入った者だけ。太平洋からの風が強い難コース、大洗GCを舞台にしたタフな戦いとなる。ツアー出場に向けてのサバイバルレースはより狭き門となって続いていく。

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