荒木優奈と久世夏乃香がトップ通過 セキ・ユウティンの妹は敗退【JLPGAプロテスト第2次予選】

JLPGAプロテスト第2次予選が2つの会場で9月3~6日に行われた。2会場合わせて62名が10月29日から行われる最終プロテストに駒を進めた。

2会場62名が最終プロテストに進出

◆国内女子ゴルフ

JLPGAプロテスト第2次予選 A地区・9月10~13日・静ヒルズカントリークラブ(茨城県) B地区・9月3~6日・花の木ゴルフクラブ(岐阜県) C地区・9月3~6日・城陽カントリー倶楽部(京都府)

 プロテストの第二関門、2次予選3会場のうち2会場で結果が出た。

 最終プロテスト(10月29日~11月1日、茨城・大洗GC)を目指す者たちが挑んだ2次予選のB地区(岐阜県・花の木GC)とC地区(京都府・城陽CC)が、9月3日から4日間の競技を行った。

 72ホールで争われる2次予選だが、最終日までプレーできるのは54ホール終了時点で最終テストへ進める順位(暫定)から8打差以内の者だけ。B地区では、101人中通算5オーバー80位タイまでの84人が最後までプレーした。

B地区をトップで通過した荒木優奈(写真は2024年大東建託・いい部屋ネットレディス) 写真:Getty Images

B地区をトップで通過した荒木優奈(写真は2024年大東建託・いい部屋ネットレディス) 写真:Getty Images

 そのうち、最終テストに進むことができたのは通算14アンダーの荒木優奈を筆頭に、通算4アンダー21位タイまでの31人。ツアー1勝のセキ・ユウティンの妹・ユウリは54ホールを終えて通算7オーバー91位タイで最終日をプレーもできずに会場を後にした。

 98人が出場したC地区では通算15アンダーの久世夏乃香を始め、米ツアーでプロデビューしている山口すず夏、2022年日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香(ともに通算8アンダー10位タイ)や米ツアーでプレーしている吉田優利の妹・鈴(通算2アンダー24位タイ)ら通算1アンダー26位タイまでの31人が2次を突破した。

 こちらは3日目で通算7オーバー83位タイまでの85人が72ホールをプレー。脇元華の妹・桜は通算1オーバー37位タイ、植竹希望の妹・愛海は通算4オーバー51位タイで、いずれも最終プロテスト行きの切符は手にできなかった。

 静ヒルズCC(茨城)で行われるA地区は9月10~13日の日程で行われる。ここには、2016年日本女子オープン最終日を首位で迎え、優勝した畑岡奈紗ともにアマチュア旋風を巻き起こした長野未折が、米国でのカレッジゴルフ経験を生かして参戦予定。

 さらに欧州女子ツアーを経験した識西諭里も出場する。神谷そらの妹・もも、臼井麗香の妹・蘭世、エイミー・コガの妹・ジェニファーら、活躍中のプロの妹たちも加わって最終プロテストを目指す。

 最終プロテストは4日間で20位タイまでの者が合格。来季の出場順位を手にするためには、その後のQTで上位に入る必要がある。

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