ユヴェントス、今夏レンタル加入のF・コンセイソン買い取りが決定的に…近日中にポルトと交渉へ

フランシスコ・コンセイソン

 ユヴェントスが、現在ポルトからレンタル移籍加入しているポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの買い取りに向けて動きを見せているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が21日に報じている。

 今夏にポルトから期限付き移籍加入したF・コンセイソンは、加入直後に筋肉系トラブルに悩まされて公式戦3試合を欠場するなど、ここまで公式戦4試合の出場にとどまっている。それでも、加入後2戦目となった9月28日のセリエA第6節ジェノア戦(○3-0)では、試合終了間際に左からのパスを流し込んで、勝利を決定づける3点目を記録。今月3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節ライプツィヒ戦(○3-2)では、1ゴール1アシストの活躍で劇的逆転勝利に貢献。出場時間こそ短いものの、ピッチに立てば印象的なパフォーマンスを見せている。

 今回の報道によると、そんなF・コンセイソンの完全移籍での加入が決定的になったという。今夏の加入時には、700万ユーロ(約11億円)と最大300万ユーロ(約5億円)のボーナスをポルトに支払う有償レンタルであることがユヴェントスより明かされていたが、買い取りオプションの有無などには触れられていなかった。だが、保有元であるポルトとの契約には、3000万ユーロ(約49億円)の契約解除金が設定されていると見られる。

 ユヴェントスの首脳陣はここまでF・コンセイソンが見せているパフォーマンスに非常に満足しており、来夏の完全移籍加入に向けて動きを見せたようだ。ディ・マルツィオ記者は近日中にユヴェントスがポルト側と詳細を詰める予定であることに言及しつつ、来夏の完全移籍加入はほぼ確実だと報道。現在支払っている700万ユーロを含めて、合計3300万ユーロ(約54億円)から3400万ユーロ(約55億円)ほどの金額で正式に“ビアンコネロ”の選手となる見込みだ。

 果たして、F・コンセイソンはユヴェントスの“未来”を託される存在として、正式に完全移籍の契約を結ぶこととなるだろうか。今後の動向に注目だ。

【ハイライト動画】F・コンセイソンはジェノア戦で加入後初ゴール!

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