ナポリ、契約延長が難航の場合はクヴァラツヘリアを来夏に売却? 交渉の争点は“契約解除金”か
セリエAのナポリが、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアの売却を決断するかもしれない。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在23歳のクヴァラツヘリアは、母国ジョージアのディナモ・トビリシの下部組織出身。2017年にトップチームデビューを果たすと、その後はジョージアやロシアのクラブを経て2022年夏にナポリへと完全移籍で加入した。移籍初年度から主力に定着し、昨シーズンは公式戦45試合出場11ゴール7アシストを記録。迎えた今シーズンもここまで公式戦14試合出場5ゴール2アシストをマークしている。
今夏より指揮を執るアントニオ・コンテ監督の下でも、攻撃の中心として存在感を放っているクヴァラツヘリア。現行契約が2027年6月末までとなっている同選手に対して、ナポリは新契約締結に向けた交渉を行なっている最中だ。
しかし、今後数カ月以内に契約延長への合意に至らなかった場合、ナポリが同選手の売却に動く可能性がある模様。同紙によると、クラブ側はオプションを含めた年俸600万ユーロ(約9億8000万円)の5年契約を提示しているという。この提案をクヴァラツヘリアが拒否した際は、来夏の移籍市場で売却される見込みと主張した。
一方で、交渉の主な争点は“契約解除金”と指摘。ナポリは1億ユーロ(約164億円)以上の設定を望んでいるものの、同選手の代理人は8000万ユーロ(約131億円)程度に抑えたいと考えているようだ。なお、クヴァラツヘリアに対してはウイングの補強を目論むバルセロナとパリ・サンジェルマン(PSG)が関心を寄せていると報じられている。
11/21 04:12
サッカーキング