マンC、冬の移籍市場でロドリの“代役確保”に動き出す? 筆頭はソシエダMFスビメンディか

マルティン・スビメンディ

 レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディに、マンチェスター・シティが関心を寄せているようだ。7日、スペインメディア『レレボ』が伝えている。

 前人未到のプレミアリーグ5連覇と2年ぶりのヨーロッパ制覇を目指して、2024-25シーズンの開幕を迎えたマンチェスター・シティ。しかし、先月22日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦で“中盤の核”であるスペイン代表MFロドリが負傷交代してしまった。その後の検査の結果、同選手は右ひざのじん帯を損傷したことが判明。ジョゼップ・グアルディオラ監督も「来シーズンはまた私たちと一緒にいるが、今シーズンは終了した」と明言した。

 そんななか、マンチェスター・シティが冬の移籍市場でロドリの代役確保に動き出す模様。『レレボ』やイギリス紙『デイリー・メール』は、代役の筆頭候補にスビメンディの名前を挙げている。今夏にリヴァプールからのオファーが報じられた同選手は、最終的にレアル・ソシエダへの残留を決断。だが、クラブとの現行契約を2027年6月末まで残すスビメンディは新契約にサインしておらず、そのため6000万ユーロ(約98億円)の放出条項が残ったままとなっている。

 なお、レアル・ソシエダは今シーズン開幕から公式戦2勝4分5敗と絶不調。果たしてスビメンディの心境に変化はあるのだろうか。

 現在25歳のスビメンディは2011年にレアル・ソシエダの下部組織に入団し、2019年4月にトップチームデビューを飾った。翌シーズンの終盤には完全にトップチームに定着すると、以降は主力選手へと成長。これまで公式戦198試合出場9ゴール7アシストの成績を残している。2021年6月にはスペイン代表デビューを果たしており、今夏にドイツで開催されたEURO2024では3試合に出場してチームの優勝に貢献した。

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