マンC、今冬にロドリの“代役”確保へ?…スビメンディ獲得へ約98億円を準備か
マンチェスター・シティがレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディに関心を寄せているようだ。11日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
中盤の主軸であるスペイン代表MFロドリがひざの重傷により長期離脱を余儀なくされたマンチェスター・シティ。5連覇を目指すプレミアリーグでは首位リヴァプールと「5」ポイント差の2位につけているが、直近は公式戦4連敗を喫するなど不安定なパフォーマンスが続いている。なお、公式戦4連敗はジョゼップ・グアルディオラ監督にとってキャリア初のことのようだ。
報道によると、マンチェスター・シティはロドリの代役確保を本格的に検討しており、かつてリヴァプールやアーセナル、バルセロナも関心を寄せていたスビメンディを獲得候補としてリストアップしているという。1月に幕を開ける冬の移籍市場でオファーを提示する可能性もあり、6000万ユーロ(約98億円)とされる契約解除条項の発動に向けて資金を用意しているようだ。
現在25歳のスビメンディはレアル・ソシエダの下部組織で育った“生え抜き”選手で、2018-19シーズン途中にトップチームデビューを果たした。中盤の主軸に定着すると、ここまで公式戦通算204試合に出場し9ゴール9アシストをマーク。2021年6月にはスペイン代表デビューを飾り、ここまで国際Aマッチ通算13試合に出場している。
今夏にはリヴァプールからのオファーを拒否し、レアル・ソシエダ残留を決断したスビメンディ。先月には「移籍市場が開くたび、僕の名前と様々なクラブが結びついた話題が聞こえてくる。それは非常に光栄なことだが、僕にとってはラ・レアルで続けることがベストなんだ。市場が開くたび、自分の気持ちを確かめているけど、現時点でそれが変わることはない」とコメントし、改めてラ・レアルへの愛を強調していた。
マンチェスター・シティはロドリの代役として、同じくスペイン代表で活躍する25歳を迎え入れることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
11/12 10:40
サッカーキング