ビッグクラブ注目のMFスビメンディ…ソシエダが持つ“価値”を強調「これからも継承していきたい」

マルティン・スビメンディ

 レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、改めて“ラ・レアル”への愛情を口にした。13日、スペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。

 現在25歳のスビメンディは2011年にレアル・ソシエダの下部組織に入団し、2019年4月にトップチームデビューを飾った。翌シーズンの終盤には完全にトップチームに定着すると、以降は主力選手へと成長。これまで公式戦198試合出場9ゴール7アシストの成績を残している。2021年6月にはスペイン代表デビューを果たしており、今夏にドイツで開催されたEURO2024では3試合に出場してチームの優勝に貢献した。

 12日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ4の第3節デンマーク代表戦で、スペイン代表初ゴールをマークしたスビメンディ。成長著しい同選手に対しては数々のビッグクラブによる関心が報じられており、リヴァプールマンチェスター・シティへの移籍が噂されている。

 そんなスビメンディは、所属するレアル・ソシエダに強い愛情を抱いていることでも有名だ。これまで何度も“ラ・レアル”への想いを公言してきた同選手は、「レアル・ソシエダは僕の人生の大部分を占めている。僕という人間の一部は彼らのおかげでもあるんだ 」と改めて発言。さらに、去就に注目が集まるなか「“ラ・レアル”の価値観は僕の中にあるし、これからも継承していきたい」と語った。

 一方、レアル・ソシエダは今シーズン開幕から公式戦2勝4分5敗と絶不調。それでもスビメンディは、「目標は依然としてヨーロッパのコンペティションだと思う。もしかしたら今シーズン開幕当初は疑問があるかもしれないが、カギを見つければすべてがうまくいくと確信している」と力強く述べている。

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