アルテタ監督「やるべき試合をやるしかなかった」…マンC戦での“守備的な後半”について説明

ミケル・アルテタ

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。24日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第5節が22日に行われ、マンチェスター・シティとアーセナルが対戦した。試合は9分にアーリング・ハーランドの得点でマンチェスター・シティが先制したものの、22分にリッカルド・カラフィオーリが同点弾をマーク。45+1分にはガブリエウ・マガリャンイスが勝ち越しゴールを挙げ、アーセナルが逆転する。しかし、前半終了間際にレアンドロ・トロサールが2枚目のイエローカードで退場となり、10人で耐え凌いでいた90+8分に失点。結局、2-2の引き分けに終わった。

 前半で数的不利となったことにより、後半は守備に回る時間が増加したアーセナル。試合を振り返ったアルテタ監督は、「まあ、私たちはやるべき試合をやるしかなかった」と述べつつ、「最初の10分から15分は11対11で何もできなかった。それからだいぶ良くなった。その後、私たちは全く異なる状況に置かれ、どのチームもやることをやった」と退場の影響で戦術をシフトした正当性を主張している。

 また、「過去から学んだ。不幸にも私たちは何度か同じ状況に陥ったことがある。グラニト(・ジャカ)は38分過ぎに同じ状況になり、0-5で負けた」とマンチェスター・シティに大敗した2021-2022シーズンのアウェイ戦を回想。続けて、「学んだ方がいい。そうでなければ、私は愚か者になるだろう」と語った。

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