“ママさんゴルファー”宮里美香がシード喪失「QT行きはまだ保留。1回考えます」 菅沼菜々や小滝水音らも最終QTへ

「エリエールレディス」2日目が終わり、シード圏外にいながらも予選落ちした選手の来季シード喪失が決定した。

予選落ちの菅沼菜々らもシード喪失

◆国内女子プロゴルフ

大王製紙エリエールレディス 11月14~17日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71

 来季のシード権が決まる今大会。2日目を終えて予選落ちし(カットラインは通算2アンダー)、シードを喪失した選手も少なくない。

 メルセデス・ランキング65位の宮里美香(通算2オーバー)と同67位の小滝水音(通算2オーバー)は、シード獲得には単独2位以上が条件だったが、届かずシード落ち。同78位の菅沼菜々(通算4オーバー)と同79位の濱田茉優(通算イーブンパー)は優勝が条件だったが、叶わなかった。

出産を経てツアー復帰を果たした宮里美香だったがシード喪失が確定した 写真:大澤進二

出産を経てツアー復帰を果たした宮里美香だったがシード喪失が確定した 写真:大澤進二

 今季から出産後にツアー復帰した宮里美香は、子育てと試合を両立しながらの参戦となり、22試合にとどまった。

「今シーズンは、手応えも楽しさもありましたが、体力の必要性を痛感しました。ショートゲームの精度もそうです。でも自分のゴルフができれば上位でもしっかり戦えるとは思いました」と振り返った。

 11月26日から始まるQTファイナルへの参戦に関しては「まだ保留です。すぐに行きますとはいえません」と現時点ではまだ結論が出ていない。

「それなりに覚悟しないといけないし、中途半端な気持ちでやりたくないから1回考えます。終わったばかりなので、自分がどこまでゴルフを突き詰めたいかもありますし、相談して決めます」と話した。

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