女子ゴルフの来季シードが今週確定! ルーキーの政田夢乃と菅楓華は逆転シード入りなるか!? “崖っぷち”シード選手は誰?
今週開催の国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」終了後に来季のシード権が決定する。
ギリ50位の木戸愛は5季ぶりのシード復帰目指す
◆国内女子プロゴルフ 第36戦
大王製紙エリエールレディス 11月14~17日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71
今週開催の国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」終了後に決まる来季のシード権。次週の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は今季の優勝者やメルセデス・ランキング上位者ら40人となるため、シード当落線上の選手にとっては今大会が実質的な最終戦となる。
シード獲得のためにはメルセデス・ランキング50位以内に入るのが条件。さらに同51~55位の選手には来季前半戦(第1回リランキングまで)の出場権が与えられる。ボーダーラインとなる50位前後の選手にとっては正念場の試合というわけだ。
現在、50位にいるのは木戸愛で、2019年のシード喪失から5シーズンぶりのシード復帰を目指す。また、52位の仁井優花、55位の笠りつ子、56位の内田ことこ、65位の宮里美香、66位の後藤未有、67位の小滝水音、69位の永峰咲希、78位の菅沼菜々、79位の濱田茉優、84位の永井花奈などのシード選手が崖っぷちに立たされている。
特に菅沼菜々は、昨季初優勝を含む2勝と絶好調だったが、今季は予選落ちが続いている。2000年生まれのルーキーの政田夢乃もトップ10入り4回ながらも61位で、一発逆転シード入りには今大会5位以上が条件となりそうだ。また、今季プロ1年目の菅楓華は64位で、シード獲得には今大会3位以上に入らなければ、シード獲得は厳しいだろう。
また、今季で競技活動を休止すると発表した上田桃子(46位)は、翌週の「リコーカップ」の出場権を持たないため、優勝か上位フィニッシュできなければ最後の試合になるかもしれない。
いずれにしても、前週の「伊藤園レディス」で竹田麗央の年間女王が決定したこともあり、今大会はシード権争いにより注目が集まることになりそうだ。
11/13 09:10
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