菅沼菜々 シード権喪失に涙「今季はずっとつらかった」 通算4オーバー予選落ち確実 今後は予選会へ

4番、ティーショットを放つ菅沼菜々 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第2日(15日、愛媛・エリエールGC松山=6575ヤード、パー71)

 昨季2勝の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は71と伸ばせず、通算4オーバーの暫定88位で予選落ちが確実となった。

 試合後は涙ながらに「良くなってきた部分はあったが、あまり結果を残せなかった。今季はずっとつらかった。やめたくなりそうにもなったが、最後までやれて良かった。スイングが変わり、ひざを痛めてしまったり。(今は)痛くはないが、良かった時のスイングができないので大きなミスが出てしまう。去年2勝していろいろ期待はあったけど、諦めて棄権とかやめることは一回もなかったので最後までやりきれたという面では心も強くなれた。4試合連続予選落ちから始まり、終わりも悪かった。でも感覚も良くなってきて、イメージもだいぶ良くなってきたので、QTは頑張るしかない」と語った。

 今季は前週までメルセデス・ランク78位と苦戦。50位以内で得られる来季シード獲得には今大会で優勝するしかない状況となっていた。

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