菅沼菜々がシード喪失で涙… 「始まりも終わりも悪かった。QTはがんばるしかない」
「エリエールレディス」2日目、逆転シードを目指していた菅沼菜々はこの日もスコアを伸ばすことができず通算4オーバーで予選落ちに終わった。
「最後まで諦めずにやりきれた」
◆国内女子プロゴルフ
大王製紙エリエールレディス 11月14~17日 エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 6575ヤード・パー71
昨季2勝の菅沼菜々がシードを喪失した。メルセデス・ランキング78位の菅沼がシードを獲得するには優勝するのが条件だったが、2日目を4バーディー4ボギーの「71」、イーブンで回り通算4オーバーで予選落ちした。
囲み取材では涙を流しながら「よくなってきた部分もあったけれど、あまり結果を残せなかったシーズンでした。4試合連続予選落ちから始まって、終盤もTOTOジャパンクラシックを抜いたら4試合連続落ちで、始まりも終わりも悪かった」
「本当に辞めたくなりそうだった。でも、最後までやれてよかったと思います。去年は2勝して、今年も色々と期待はあったのですが、一度も諦めて棄権をしたことはなく、最後まで諦めずにやり切れたので、心も強くなると思います」と振り返った。
菅沼は11月26日から始まるQTファイナルステージに出場する。「感覚はよくなってきている。イメージもよくなってきている。QTはとにかくがんばるしかない」と前を向いた。
菅沼 菜々(すがぬま・なな)
2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。23年「NEC軽井沢72ゴルフ」では、神谷そらとのプレーオフを制して悲願の初優勝を挙げる。あいおいニッセイ同和損保所属。
11/15 17:10
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