ヨネックスの無料フィッティングがスゴイ! 「EZONE GT」のカスタムフィッテイングで分かった岩井姉妹が飛ばせる理由

JLPGAツアーのみならず世界で活躍する岩井明愛・千怜姉妹。そんな2人が長年愛用しているのがヨネックス「EZONE GT」ドライバーです。2人が使うヘッド「タイプS」と「タイプD」を、最新機器を備える「ヨネックスフィッティングスタジオ東京」で試打してみました。

ヨネックス直営スタジオなら豊富なヘッド&シャフトが試打可能

 大きな飛距離を武器に、魅せるゴルフで活躍する岩井明愛・千怜姉妹。2人ともヨネックス「EZONE GT タイプS」ドライバーに全幅の信頼を寄せていますが、明愛プロはヘッドカラーが「ターコイズブルー」、千怜プロは「マゼンタ」という注文生産のカラーになっています。

 ファンにとっては同じモデルで姉妹のように真っすぐ遠くへ飛ばしたいところでしょう。そんなゴルファーにぜひ行ってほしいのが、ヨネックス直営店の「ヨネックスフィッティングスタジオ東京」です。

岩井姉妹が使用する「EZONE GT」ドライバーは、「ヨネックスフィッティングスタジオ東京」で専門スタッフが無料で試打&カスタムフィッティングしてくれる(予約制)

岩井姉妹が使用する「EZONE GT」ドライバーは、「ヨネックスフィッティングスタジオ東京」で専門スタッフが無料で試打&カスタムフィッティングしてくれる(予約制)

 ここでは専門スタッフによる無料のカスタムフィッティングサービス(予約制)が大人気だそうです。発売中のEZONE GTシリーズを初めとしたの各種クラブの試打はもちろん、「レクシス KAIZA(カイザ)」などのカーボンシャフト各モデルの試打もできます。その他にもシューズフィッティングも行なっています。

 今回はEZONE GT「タイプS」「タイプD」ドライバーと「レクシスKAIZA(カイザ)」カーボンシャフトを試打しながら、専門スタッフでドラコンプロでもある池田一耶氏にフィッティングしてもらいました。

もちっと打感&フィーリングが気持ちいい! 操作性の「タイプS」とつかまる「タイプD」

 試打は岩井姉妹が使用する「EZONE GT タイプS」から。やや長めの重心距離&抑えめ重心角のヘッドは、アドレスどおりのニュートラルな操作性が特徴です。2人が思い切り叩いていけるのも理解できるような使いやすさが感じられました。

 一方の「タイプD」は重量配分によって球のつかまりがよく、ドローで飛ばしたい人向き。ミスに対しての寛容性が高いのも魅力です。

高い操作性の「タイプS」としっかりつかまる「タイプD」、どちらも独自の「サイドウォール(壁)」と「縦レーザーミーリングフェース」によるもちっとした食いつきの打感と振り抜きよさが特徴

高い操作性の「タイプS」としっかりつかまる「タイプD」、どちらも独自の「サイドウォール(壁)」と「縦レーザーミーリングフェース」によるもちっとした食いつきの打感と振り抜きよさが特徴

 また両モデルに共通する独自のフェース溝デザイン「縦レーザーミーリング」は、ボールの食い付きを感じました。ヨネックスによると、同じヘッドであらゆるミーリーングを詳細に比較テストし、直進性もフィーリングも最もよかったものを採用しているそうです。

 装着されているオリジナルシャフトもクセがなくてしなりを感じやすい振り心地です。千怜プロが使用する先中調子「レクシスKAIZA-L」はシャフトの弾きのよさ、明愛プロが使用する中調子「レクシスKAIZA-M」はタイミングが取りやすい印象でした。

 前作の「EZONE GT」ドライバーは体積の異なるヘッドがラインアップされていましたが、新「EZONE GT」は両タイプとも460cc。しかしそれを感じさせないほど軽快な振り心地で、「フェースターンのしやすさ」で選べるドライバーになっています。

ヘッドとシャフトの細かなマッチングが分かる最新機器スイング診断

 PGAツアー選手の多くが使用している精度に優れる弾道計測器「GCクアッド」や最先端のスイング解析器「スイングカタリスト」によるスイング診断まで行なっている「ヨネックスフィッティングスタジオ東京」。

細かい重量調整ができる「EZONE GT」ヘッドと、重量やフレックス、調子が豊富な「レクシスKAIZA」。ヘッドとシャフトのマッチングのよさは「GCクアッド」による弾道測定と「スイングカタリスト」最先端スイング解析でチェックできる

細かい重量調整ができる「EZONE GT」ヘッドと、重量やフレックス、調子が豊富な「レクシスKAIZA」。ヘッドとシャフトのマッチングのよさは「GCクアッド」による弾道測定と「スイングカタリスト」最先端スイング解析でチェックできる

 その理由を池田プロに聞いたところ、細かいヘッド重量調整ができる2タイプの「EZONE GT」ドライバーと、重量やフレックス、調子(キックポイント)が豊富なレクシス「KAIZA」シャフトの相性を多角的にチェックするためとのこと。

「飛ぶor飛ばない」という単純な比較ではなく、ゴルファーにとっての「振りやすい」や「狙える」など、コースでの使い心地までを想定したフィッティングを心がけているからなのだそうです。

 プロアマを問わずファン増加中のEZONE GTドライバー。せっかくなら「ヨネックスフィッティングスタジオ東京」で納得いくまで診断&相談してスペックを決めての購入もアリだと思います。こんなに詳細に診てもらって無料なうえに、池田プロから飛ばしのコツを教えてもらえるオマケもあるのですから。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。

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