「腰の痛みなくうれしすぎた」“貯金7”松山英樹は「70」で8アンダー4位 “貯金10”シェフラーが「65」で7打差独走

米国男子ツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」が29日に開幕。首位と3打差からスタートした松山英樹(まつやま・ひでき)は「70」でプレーし、首位と8打差の通算8アンダーの4位タイとなった。

ハンディキャップ制で行われるプレーオフシリーズ最終戦

◆米国男子プロゴルフ プレーオフ最終戦

ツアー選手権  8月29日~9月1日 イーストレイクゴルフクラブ(ジョージア州) 7490ヤード・パー71

 米国男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」が29日に開幕した。

「ツアー選手権」の初日を「70」で滑り出した松山英樹 写真:Getty Images

「ツアー選手権」の初日を「70」で滑り出した松山英樹 写真:Getty Images

 フェデックスカップポイントランキング3位で迎え、首位のスコッティ・シェフラー(米)と3打差の7アンダーからスタートした松山英樹は、3バーディー、2ボギーの「70」でプレーし、首位と8打差の通算8アンダーの4位タイとなった。

 プレーオフ第2戦「BMW選手権」の2日目スタート前に腰痛のため棄権した松山は、最終戦開幕前の練習で「少しずつ良くはなってますけど、まだ50%、60%くらい」と状態を説明していたが、この日のプレー後のインタビューでは「久々に痛みなく朝からできたのでうれしかったです。うれしくなりすぎて、なかなか思うようなショットとパットができなかったですけど、 あと3日間このままできれば、慣れてきてうまくアジャストできるんじゃないかな」と、やわらかい表情で頼もしいコメントを残した。

 ランク1位のシェフラーは10アンダーからスタートし、7バーディー、1ボギーのこの日のベストスコア「65」をマーク。通算16アンダーに伸ばし首位を快走している。

 4アンダーからスタートし「66」でプレーしたコリン・モリカワ(米)が通算9アンダーで2位タイに浮上。8アンダーからスタートし「70」で回ったザンダー・シャウフェレ(米)と並んだ。

 プレーオフシリーズは年間ポイントランキングの上位選手のみが出場でき、第1戦は上位70人、第2戦は50人、最終戦は30人と絞られていく。

 最終戦はハンディキャップ制で行われ、第2戦までのランク1位は10アンダー、2位は8アンダー、3位は7アンダー、4位は6アンダー、5位は5アンダー、10位までは4アンダー、15位までは3アンダー、20位までは2アンダー、25位までは1アンダー、以降はイーブンパーからスタートする。

 最終戦の勝者が年間王者となり、ボーナス2500万ドル(約36億円)と5年シードを獲得する。

<上位の成績>
1位/-16/スコッティ・シェフラー
2位T/-9/コリン・モリカワ、ザンダー・シャウフェレ
4位T/-8/松山英樹アダム・スコットサム・バーンズ、ウインダム・クラーク、キーガン・ブラッドリー
9位/-7/サヒス・ティーガラ
10位T/-6/ローリー・マキロイ、パトリック・カントレー、ラッセル・ヘンリー、テーラー・ペンドリス

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