脇元華が“圧巻”5連続バーディーで急浮上も15番で池ポチャ 「そこだけミスショット。気持ちよく振れている」

国内女子ツアー「ニトリレディス」の2日目、前半に5連続バーディーを奪うなど、スコアを6つ伸ばした脇元華(わきもと・はな)が、通算6アンダーで一気に4位タイに浮上。首位と3打差で決勝ラウンドを迎える。

池に入れてダボも「ショットの調子はいい」

◆国内女子プロゴルフ

ニトリレディスゴルフトーナメント 8月22~25日 桂ゴルフ倶楽部(北海道) 6651ヤード・パー72

「ニトリレディス」の2日目、42位タイから出た脇元華が連続バーディーで一気に順位を上げた。

 前半は4番までパープレーが続いたが、5番から9番まで5連続バーディーを奪取。特に8番パー3と9番パー4は、10メートルのロングパットを沈めた。

「66」の好スコアで一気に4位タイへ浮上した脇元華 写真:Getty Images

「66」の好スコアで一気に4位タイへ浮上した脇元華 写真:Getty Images

 後半も12番と13番で1メートルのバーディーパットを沈めてスコアを伸ばし、一時は7アンダーの2位タイに浮上。

 しかし、15番パー4でティーショットを池に入れる痛恨のミス。ここをダブルボギーとして順位も後退。思わぬところで足元をすくわれたが、「ピンの左を狙っていたのですが、右にすっぽ抜けて池にそのまま入ってしまいました。でも、ミスショットはそこだけ。気持ちよく振れています」と全体的なプレーには満足げだ。

 この日は「66」で回り、通算6アンダーの4位タイまで一気に順位を上げた。

「昨日もショットが良くて、狙ったところに飛ばせているのにパターだけが入らなくて我慢の一日でした。パターは先週からキャメロンのピン型に変えたのですが、35インチの長めを使っていて、自然にストロークが変わってきてくれているのがいい」

 今週のテーマは「パーオン率を上げること」。優勝争いに向けては「明日もそこを意識してやっていきたい」と冷静だった。

脇元 華(わきもと・はな)

1997年10月4日生まれ、宮崎県出身。2018年にプロテスト合格し、2019年にツアーデビュー。同年の地元開催「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で4位タイに入るなど前半戦で安定した成績を残し、賞金ランキング47位で初年度からシードを獲得した。GMOインターネットグループ所属。

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