「最終日にスコアを落としているようじゃ勝てない」 初V逃した脇元華… 自身を支えた盟友2人の“涙”にもらい泣き

プロゴルファーの脇元華(わきもと・はな)が自身のインスタグラムを更新。8位タイに終わった「ニトリレディス」の戦いを振り返りました。

「また優勝争いして次は勝てるように」

◆国内女子プロゴルフ

ニトリレディスゴルフトーナメント 8月22~25日 桂ゴルフ倶楽部(北海道) 6651ヤード・パー72

 女子プロゴルファーの脇元華が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

通算9アンダーの8位タイで戦いを終えた脇元華 写真:Getty Images

通算9アンダーの8位タイで戦いを終えた脇元華 写真:Getty Images

 8月22日から4日間の日程で開催され、通算12アンダーをマークした桑木志帆の優勝で幕を閉じた「ニトリレディス」。

 優勝争いを繰り広げた脇元は、通算9アンダーの8位タイでフィニッシュ。最終日を首位タイで迎え、桑木、鶴岡果恋と共に最終組で回ったものの「73」とスコアを伸ばせず、悲願の初優勝は次の機会に持ち越しとなりました。

 試合後にアップした投稿で脇元は「ニトリレディス本当にたくさんの応援をありがとうございました」と書き出し、「応援してくださる皆さまにいい報告をすることができず、本当に悔しいです」と心情を吐露。

 続けて「最終日にスコアを落としているようじゃ勝てません」と悔しさをにじませた一方で、「久々の最終日最終組」「いろいろ思うこと、感じること、たくさんの課題、次につながるヒント」「本当にたっくさん得られました!」と振り返り、「また優勝争いして次は勝てるように、頑張っていきます」「本当にたくさんの応援ありがとうございました」と次戦への強い意気込みとともに、声援を送り続けたファンへ感謝の思いをつづりました。

 また、「くみちゃんと鈴英」「2人からの気持ちがすごく伝わってきたよぉ」と、プライベートでも親交の深い間柄の金田久美子松田鈴英の名前を挙げ、「上がってから絶対に泣かない。て思ってたけど、くみちゃんの顔見たら私より先に泣いてるんだもん。笑」と、ホールアウト後のエピソードを明かした脇元。

 さらに「私も鈴英もつられて3人で泣いてました。笑」と明かし、投稿では目を赤らめる3人の貴重なオフショットを披露。「2人とも本当にありがとう」「鈴英も2日間たくさん声かけてくれてありがとう 鈴英の声が一番聞こえた!」と感謝のメッセージを記しています。

 最後に「本当に悔しかった! 絶対頑張って勝ちます!!」とリベンジを誓って締めくくったこの投稿には「立派な戦いぶり」「惜しかったですね」「次は優勝だ」「最高の仲間」「応援し続けます」などの声が寄せられ、脇元の勇姿を称える多くの声が届きました。

脇元 華(わきもと・はな)

1997年10月4日生まれ、宮崎県出身。2018年にプロテスト合格し、2019年にツアーデビュー。同年の地元開催「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で4位タイに入るなど前半戦で安定した成績を残し、賞金ランキング47位で初年度からシードを獲得した。GMOインターネットグループ所属。

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