マンCに4発完勝! スパーズ指揮官、マディソンやCBコンビに賛辞「本当に集中していた」

 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、23日に行われたプレミアリーグ第12節マンチェスター・シティ戦を振り返った。同日にイギリスメディア『フットボール・ロンドン』がコメントを伝えた。

 トッテナムは2ゴールを挙げたジェームズ・マディソンを筆頭に、デヤン・クルゼフスキやソン・フンミン、ドミニク・ソランケら攻撃陣が躍動。守備では相手のエースFWアーリング・ハーランドに決定機を作られる場面もあったが、GKグリエルモ・ヴィカーリオやセンターバックのコンビを組んだラドゥ・ドラグシンとベン・デイヴィスが見事完封し、敵地で4-0の快勝を収めた。

 ポステコグルー監督は試合後、「アウェイの地で自分たちの戦い方が納得のいくものになるとは思っていなかった。前にも言ったが、ディフェンス、ハードワーク、規律…シティはサッカーのあらゆる面で相手を試してくる。前節は本当に残念な試合だったが、今日は選手たちが本当に強い決意を持って、チームとしての核となる信念を取り戻した。今日の彼らは本当に素晴らしかった」と、王者相手に素晴らしいパフォーマンスを披露した選手たちを称賛した。

 同監督は続けて、28歳の誕生日に2得点を挙げたマディソンについて次のようにコメントした。

「シーズン序盤の彼は本当に良かったと思うし、その後は平凡な試合もあったが、それはチーム全体に言えることだ。 また、マダース(マディソンの愛称)にはもっと多くの引き出しがあると信じているし、それは私の責任だと思う。それが監督としての私の役割だと常々言っている」

「彼はトレーニングでも本当にハードに取り組んでいた。彼は自分の野心やなりたいプレーヤーのレベルを下げてはいない。今日はゴールだけでなく、ビルドアップの部分でも彼は本当に重要だと思った。そう、彼に賛辞を送ろう」

 また、ポステコグルー監督は守備陣の奮闘にも言及。「みんな素晴らしかった。シティ戦では彼らが(ハーランドに)ボールを供給する方法、一貫して探ってくるエリアは、常に集中していなければならないし、ベンとラドゥは本当に集中していたと思う」と、クリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンが不在のなか出色のパフォーマンスを披露したデイヴィスやドラグシンを労った。

「彼らの後ろにいたヴィック(ヴィカーリオ)も、ポジショニングとコミュニケーションの取り方で本当にポジティブだった。ビス(イヴ・ビスマ)の存在も大きかったと思う。シティと対戦するときは、解決策を見つけるために個人に頼ることはできないし、集団として、私たちは本当によく守った」

「それに、私たちが欲しいエリアにボールを供給するには、後ろからプレーするしかなかったし、ベンとラドゥの2人はそこから逃げなかった。常に簡単ではなかったが、彼らは一貫してボールを求め、私たちが後ろからプレーすることを求めていた。だから、彼らを褒めてあげたい」

【試合ハイライト動画】マンチェスター・シティ 0-4 トッテナム

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