リヴァプール、インテルFWテュラムの動向注視か…契約解除金は約140億円?
リヴァプールがインテル所属のフランス代表FWマルクス・テュラムに関心を寄せているようだ。19日、イギリス紙『ミラー』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
現在27歳のテュラムは、フランス代表歴代2位の国際Aマッチ通算142キャップを誇るリリアン・テュラム氏を父に持つサッカー界屈指のサラブレッド。母国のソショーでプロデビューを飾り、ギャンガンやボルシアMGを経て、2023年夏にインテルへ加入した。アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと強力な2トップを形成し、ここまで公式戦通算61試合で23ゴール19アシストをマーク。昨シーズンのセリエA制覇にも大きく貢献した。
在籍2年目の今シーズンもここまで公式戦15試合に出場し、8ゴール5アシストと決定力を発揮しているテュラム。報道によると、アルネ・スロット監督の下で好調を維持するリヴァプールが動向を注視しており、獲得に乗り出す可能性があるという。同クラブは以前からテュラムに関心を寄せていたが、今夏に就任したスロット監督も同選手の今シーズンのパフォーマンスに感銘を受けているようだ。
インテルは前線の主軸を担うテュラムの売却には消極的で、選手本人も現状に満足しているとのことだが、現行契約には8500万ユーロ(約140億円)程度の解除条項が付随している模様。現行契約が来夏で満了となるエジプト代表FWモハメド・サラーとの交渉次第では、リヴァプールが前線の強化に向けてテュラムの獲得に動く可能性もあると『ミラー』は指摘している。
なお、リヴァプールを巡っては、今夏に加入したばかりのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザにセリエA復帰の可能性が浮上。インテルが今冬のレンタルオファーを検討しているほか、ミランやローマも関心を寄せていると報じられている。
11/20 19:16
サッカーキング