去就注目のサネ、バイエルンと契約延長の場合は減俸が確実?…プレミア勢は引き続き動向注視
バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネの去就は依然として不透明なようだ。12日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳のサネはシャルケの下部組織出身で、2013-14シーズン途中にトップチームデビューを飾り、2016年夏にはマンチェスター・シティへのステップアップを果たした。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でウイング(WG)の主軸として活躍し合計7つのタイトルを獲得すると、2020年夏にはバイエルンへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算186試合に出場し、51ゴール50アシストをマークしている。
バイエルンでも数々のタイトル獲得に貢献しているサネだが、現行契約は2025年6月末で満了に。今夏に就任したヴァンサン・コンパニ監督の下で出場機会が減少していることもあり、その去就には注目が集まっている。
報道によると、バイエルンとサネは契約延長に向けた交渉を続けており、早期合意の目処は立っていないものの、双方の関係者には楽観的な見方が広がっているという。しかし、バイエルン側は最大2000万ユーロ(約33億円)とされている同選手の年俸を200万ユーロ(約3億3000万円)から400万ユーロ(約6億6000万円)程度削減したいと考えている模様。サネがバイエルンとの新契約締結を望む場合、減俸を受け入れる必要があると『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は指摘している。
一方で移籍先の候補としてはプレミアリーグが浮上している。イギリス紙『ミラー』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドがサネの動向を注視しており、バイエルンとの契約延長交渉が難航した場合には獲得に乗り出す可能性があるという。なお、今後の動向次第ではあるものの、サネがバイエルンでのプレーを希望していることもあり、現時点では1月の移籍市場での売却の可能性は極めて低いようだ。
11/13 18:51
サッカーキング