リヴァプール、“新進気鋭”のDFブランスウェイトに関心か…1月のオファー提示も検討?

ジャラッド・ブランスウェイト

 リヴァプールがエヴァートン所属のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトに関心を寄せているようだ。10月1日、イギリス紙『デイリーメール』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 2002年6月27日生まれで現在22歳のブランスウェイトはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。カーライル・ユナイテッド(現在4部リーグ所属)の下部組織出身で、2019年にトップチーム昇格を果たし、翌年1月にエヴァートンへ完全移籍で加入した。ブラックバーンとPSVへのレンタル移籍を経て最終ラインの主軸に定着し、ここまで公式戦通算55試合の出場で4ゴール1アシストをマークしている。

 今年6月にイングランド代表デビューを飾った“新進気鋭”のCBをめぐっては、マンチェスター・ユナイテッドを筆頭に複数クラブからの関心が明らかに。今夏の移籍市場では残留に至ったものの、その去就には引き続き注目が集まっている。

 今回の報道によると、リヴァプールがマージーサイドの“ライバル”からブランスウェイトを引き抜くことを検討しているという。同クラブはCBの補強を急務としていないものの、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの現行契約が2025年6月末で満了となることもあり、ブランスウェイトに関心を寄せているようだ。未だ具体的な動きは見られていないが、リヴァプールが1月の移籍市場で獲得に乗り出し、エヴァートンの要求額に近いオファーを提示する可能性もあると報じられている。

 なお、今夏にU-23フランス代表DFレニー・ヨロ、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトとCBの新戦力を2人獲得したマンチェスター・ユナイテッドだが、依然としてブランスウェイトに関心を寄せている模様。今後の移籍市場で争奪戦が勃発する可能性も否定はできないようだ。

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