アルテタ監督が明言、リヴァプール戦途中交代のガブリエウは離脱なし…ウーデゴーアの復帰時期は?

ガブリエウ・マガリャンイス

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、30日に控えたカラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦のプレストン戦の前日会見に出席し、負傷者の状況に言及した。

 アーセナル27日、プレミアリーグ第9節でリヴァプールとの上位対決に臨んだ。2-2の引き分けに終わった同試合では、後半立ち上がりにブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスが途中交代。状態が心配されていた。

 だが、今季ここまでプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)の全試合にスタメン出場してきた“鉄人”が、長期離脱となる恐れはないようだ。アルテタ監督は「まだ彼の状態は観察中といったところだが、まったくもって悪い状態ではない」と断言。「当初の予想より遥かに状態は良かった。彼が一刻も早く万全のコンディションを整えてくれることを願っている」と続け、状態は深刻ではないことを明かしている。

 同時に、リヴァプール戦の終盤に足を攣ったような素振りを見せ、同じく途中でピッチを退いていたオランダ代表DFユリエン・ティンバーについても、アルテタ監督は「彼は元気だ。問題ない」と発言。「彼は数週間にわたって離脱していたから、疲れが溜まりやすいのも事実だ。現状、連戦のなかで起用することは難しい」と、プレストン戦は欠場となることを示唆しつつも、「かといって負傷が存在するわけではない」と補足した。

 また、22日に行われたCL・リーグフェーズ第3節シャフタール・ドネツク戦(○1-0)で負傷したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリは、各イギリスメディアが事前に報じていた通り、「数週間の離脱になる」と説明。一方で、9月にノルウェー代表の試合で左足首を負傷して以降、約2カ月間の離脱を強いられているMFマルティン・ウーデゴーアについては、「既にこの数週間、グラウンドに立ち、ランニングなどのメニューをこなしている」と明かしつつも、「まだいくつかのチェックポイントがあるのは事実だ」と話し、キャプテンの状態について次のように語った。

「リハビリの最終段階をどれほどスムーズに進められるかは、現時点で断言することはできない。今、チームは過密日程の最中で、選手全員が揃ったなかでのトレーニングは行えていない。彼がそこに合流したときに、いくつかわかることがあるだろう。(インターナショナルマッチウィークの前に)合流できることを願っているが、今後も様子を見ていかなければならない」

【ハイライト動画】アーセナルvsリヴァプール

ジャンルで探す