FW上田綺世が復帰戦で負傷交代…日本代表11月シリーズ欠場の可能性も 指揮官「ハムストリングを痛めたようだ」

上田綺世

 フェイエノールト(オランダ)に所属する日本代表FW上田綺世が、30日に行われたケガからの復帰戦で再び負傷交代を余儀なくされた。

 メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱を受け、代役としての役割を果たす上田は、23日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループフェーズ第3節ベンフィカ戦でCL初得点、公式戦3試合連続ゴールを記録するなど好調だったが、コンディション不良により27日のエールディヴィジ第10節ユトレヒト戦を欠場した。

 それでも30日のエールディヴィジ第4節アヤックス戦では先発に復帰。試合前の記者会見ではフェイエノールトのゲアノット・トラウナー監督も「彼は100パーセント健康」とコメントしていた。

 しかし、上田は前半終盤の40分にフリアン・カランサとの負傷交代を余儀なくされ、チームも0-2でアヤックスとの『デ・クラシケル』に敗れた。

 現時点で負傷の詳細な情報は明らかにされていないが、オランダメディア『テレグラーフ』は、試合後、トラウナー監督が上田の負傷状況について「良くないようだ」と言及し、「彼はハムストリングを負傷しているようだ。数週間離脱しないといけないかもしれない」と戦線離脱の可能性を示唆したと報じた。

 仮に戦線離脱となれば、11月に行われるFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)のアウェイ2試合(15日インドネシア代表戦、19日中国代表戦)を欠場することが濃厚になる。なお、日本代表メンバーは11月7日(木)14時から発表される予定となっている。

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