冨安健洋、メリーノとともにアーセナルの全体練習合流! カラフィオーリも離脱回避か
イギリスメディア『イブニング・スタンダード』は30日、アーセナルに所属する選手たちの負傷状況を伝えており、日本代表DF冨安健洋など一部の選手が全体練習に合流したことを明かした。
28日に行われたプレミアリーグ第6節レスター戦を4-2と劇的な形で制したアーセナルは、10月1日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を前にトレーニングを実施。同メディアは30日のトレーニングの様子を明かしており、冨安とスペイン代表MFミケル・メリーノが全体練習に合流したと伝えた。
冨安に関しては今シーズン開幕前にひざのケガに見舞われ、現時点で公式戦のピッチに立つことはできていない。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、冨安が先週の時点で部分合流したことを明かすとともに、「メリーノと比較して少し遅れを取っているが、順調に進んでいる。彼の調子もよさそうだ」と話していた。また、今夏の新戦力であるメリーノも、加入後初の練習にて肩を負傷。アルテタ監督は「軽度ではあるものの、骨が折れていた」と明かしており、新天地デビューはお預けとなっている。
同メディアによると、クラブは冨安の復帰に向けて慎重な姿勢を貫いているため、公式戦のピッチで背番号18の姿が見られるのは少し先になりそうだという。一方でメリーノに関しては、PSG戦こそ間に合わない可能性が高いものの、続く5日のプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦で加入後初出場を果たす可能性もあるようだ。
なお、レスター戦でハムストリングを痛めたと見られていたイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリに関しても、長期離脱は免れた模様だ。アルテタ監督は「昨日は練習を行わなかったから、今日(30日)にもう1度確認しなければならない」と話していたものの、同メディアによると、30日のトレーニングに参加する姿が確認されたという。
一方で、「おそらく、PSG戦に向けて負傷者の誰かが復帰するということはない」というアルテタ監督の言葉通り、直近の公式戦2試合を欠場していた元イングランド代表DFベン・ホワイトは、30日のトレーニングをスキップしたとのこと。足首の負傷により戦列を離れているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーア、ふくらはぎのケガのため離脱中のウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコとともに、PSG戦の欠場が濃厚だと伝えられた。
依然として多くの負傷者を抱えている事実に変わりはないものの、メリーノが復帰間近に迫っていることは、アーセナルにとって朗報と言えそうだ。冨安についても順調に回復までのステップを踏んでいる模様で、ホワイト、ウーデゴーア、ジンチェンコらとともに、一刻も早い復帰が待たれる。
【ハイライト動画】直近のレスター戦は劇的勝利
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サッカーキング