リヴァプール戦控えるアーセナルにさらなる不安材料…DFカラフィオーリが負傷交代

リッカルド・カラフィオーリ

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、負傷交代となったイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリに言及した。22日、クラブ公式サイトが伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が22日に行われ、アーセナルはシャフタール・ドネツクと対戦。29分にガブリエウ・マルティネッリのシュートがオウンゴールを誘って先制すると、レアンドロ・トロサールがPKを失敗する場面もあったものの、このまま1-0で勝利を収めた。

 しかし、この試合に先発出場したカラフィオーリは右ひざを捻った模様で、一度はピッチに戻ったものの、プレー続行不可能となり、72分に途中交代を余儀なくされていた。

 試合後、後半開始と同時に交代となったベン・ホワイトとともにカラフィオーリの状態について聞かれたアルテタ監督は「ベンを交代させたのは私の決断だった。彼はイエローカードを受けていて、私たちは特定の時間帯を10人でプレーしてきた。相手にはかなりの激しさがあり、特にそちら側に攻撃的な選手がたくさんいたからリスクを冒したくはなかった」とホワイトは負傷による交代ではなかったことを強調しながら、次のように続けた。

「リッキー(カラフィオーリ)の場合は違っていて、彼は何かを感じていた。それがどの程度なのかはわかっていない。そういう意味ではいいニュースではない」

 なお、次戦は27日にプレミアリーグ第9節で首位に立つリヴァプールと対戦するアーセナル。DFウィリアン・サリバが出場停止となっているほか、MFマルティン・ウーデゴーアやFWブカヨ・サカ、DF冨安健洋らの欠場も予想されているなか、カラフィオーリも離脱となれば大きな痛手となりそうだ。

【ハイライト動画】アーセナルvsシャフタール・ドネツク

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