ビッグクラブ注目の23歳、プレーの手本はロドリ「細かいことがどれほど重要かが分かる」

 トリノに所属するイタリア代表MFサムエレ・リッチが、自身のプレーについて言及した。12日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 2001年8月生まれで現在23歳のリッチは、2019年にエンポリのトップチームへ昇格。2021-22シーズンに頭角を現すと2022年1月からはトリノでプレーしており、2023-24シーズンはセリエAで32試合に出場。イタリア代表としてもコンスタントにプレーしており、10日に行われたUEFAネーションズリーグ・ベルギー代表戦では先発出場を果たした。

 そんな同選手についてはマンチェスター・シティやミランが関心を寄せているとも報じられており、同試合後のインタビューに応じた際には「もちろん非常に嬉しいことだが、今では少しサッカーを理解できるようになった。良い結果が出るとビッグクラブと関連づけられることがあり、それは自分が正しい道を進んでいるという意味でもあるだろう。やりがいはあるよ」と語った。

 中盤でのプレーにおいて参考にしているのはスペイン代表MFロドリのようで「後ろを確認するため首を振るトレーニングをたくさんしたし、これが違いを生み出す。(ルチアーノ・)スパレッティ(監督)も教えてくれたことだ。コーチが送ってくれるビデオの多くはロドリのものだ。細かいことがどれほど重要かが分かるよ」とコメント。

 さらに「ポジショニングなど、まだまだ改善しなければならないことがたくさんある。トリノのファンは多くを期待しており、クラブの歴史は非常に豊かだ。彼らが高い要求をするのは当然だ」と語り、現在の所属クラブでのプレーに集中する姿勢も示している。

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