EL白星発進も…モウリーニョ監督は新方式の難しさを吐露「どれだけの勝ち点が必要なのか」

ジョゼ・モウリーニョ監督

 フェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、ユニオン・サン・ジロワーズを振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第1節が26日に行われ、フェネルバフチェ(トルコ)はDF町田浩樹が所属するユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)と対戦。2点を先行したフェネルバフチェは73分から数的有利に立っていたものの、終盤に退場者を出し、1点を返されたものの、なんとか逃げ切って、2-1で白星スタートを飾った。

 試合後、モウリーニョ監督は「試合の重要な点は私たちの先制点だった。それまで、ユニオンSGはいいプレーをしていて、私たちは困難を強いられたからだ。あのゴールが、試合の流れを少し変えた」と試合の分岐点を挙げながら、次のように続けた。

「なぜなら、後半の私たちはより強くなった。優れたチームだったし、2点目を決める前から得点をするためのチャンスを多く作った。その後、また別の重要な場面が来た。レッドカードがあり、PKも与えてしまい、最後の6分間はオープンな展開になってしまったね」

 なお、今シーズンよりELのフォーマットは大きく変更されており、36チームがリーグフェーズに参加し、それぞれ8試合を戦って、1位から8位までがラウンド16に進出し、9位から24位までが決勝トーナメントプレーオフに進出するレギュレーションとなった。

 この変更にモウリーニョ監督は「新しくなったこの大会で突破するためにどれだけの勝ち点を獲得して、上2つのグループにとどまるためにどれだけの勝ち点が必要なのかを理解しようと努めている」と具体的な数字が見えないことを明かしつつ、今後の戦いへの意気込みを語った。

「理解できていない状況でできる最善なことは勝利して勝ち点3を得ることだけだから、このまま次の試合に臨むだけだよ」

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