DFホワイトに代表復帰の意思なし? 暫定指揮官「連絡してこないよう…」

ベン・ホワイト

 イングランド代表のリー・カーズリー暫定監督が、DFベン・ホワイト(アーセナル)は代表招集を拒否していることを明かした。10日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在26歳のホワイトは2021年6月にイングランド代表デビューを果たし、これまで通算4試合に出場している。EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022に臨むメンバーにも名を連ねたが、カタールW杯活動中に「個人的な理由」でチームを途中離脱すると、それ以降は一度も招集されていない。

 その理由についてはガレス・サウスゲート前監督の下で序列が低い状態だったことや、代表のアシスタントコーチを務めていたスティーブ・ホランド氏との確執などが噂されており、ホワイトが代表への招集を拒否していることが明らかになっていた。

 しかし、サウスゲート前監督が退任してカーズリー暫定監督が指揮を執る状況になったことから、ホワイトが代表への復帰を検討していると報じられ、動向には注目が集まったが、今月の活動では再び招集外となった。

 メンバー発表の際に「一部の報道で(ホワイトが復帰に)前向きであると読んだけど、それ以上は進んでいない。私が知る限りは選出対象ではなかった。私がここに来てから2週間、何も変わっていない」とカーズリー暫定監督は語っていたなか、今月の代表活動が終わるタイミングで改めてホワイトの状況について聞かれると、次のように説明した。

「ホワイトと話す予定はない。メンバー選考の時にこの件について話をしたけど、イングランド代表としてプレーする資格のある選手全員にチャンスがある。しかし、私が知る限り、ホワイトは連絡をしてこないように求めている」

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