サウスゲート前監督の後任を探すイングランド…U21チームを率いるカーズリー氏が暫定指揮官に就任か

リー・カーズリー

 U-21イングランド代表監督のリー・カーズリー氏が、A代表の暫定指揮官として来月に行われるUEFAネーションズリーグを戦う可能性があるようだ。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在50歳のカーズリー氏は、現役時代にダービー・カウンティやエヴァートンでプレー。コヴェントリー退団に伴って2010-2011シーズン終了後に引退すると、2011年7月にコヴェントリーU-18の監督に就任して指導者キャリアをスタートさせた。その後は暫定監督としてコヴェントリー、ブレントフォード、バーミンガムを指揮。2020年9月にはU-20イングランド代表監督の座に就き、2023年にU-21イングランド代表を率いて、同国にとって30年ぶりとなるU-21欧州選手権制覇を成し遂げた。

 今夏にドイツで開催されたEURO2024では、2大会連続の準優勝に終わったイングランド代表。7月16日にはガレス・サウスゲート前監督が退任を発表し、次期指揮官の選考に注目が集まる“スリーライオンズ”は、来月にUEFAネーションズリーグのアイルランド代表戦とフィンランド代表戦を控えている。

 そんななか、同メディアはU-21イングランド代表監督のリー・カーズリー氏が、A代表の暫定指揮官に就任する予定と報道。これまでハワード・ウィルキンソン氏、スチュアート・ピアース氏、ガレス・サウスゲート前監督らがU-21チームを指導した後にA代表指揮官に就任していることから、カーズリー氏も同様の昇格を果たすと予想した。

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