代表では自由も…ペップなら許さない? DFリコ・ルイス「責められるだろう」

リコ・ルイス

 マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFリコ・ルイスが、クラブと代表でのプレーの違いに言及した。11日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在19歳のリコ・ルイスはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2022年8月にトップチームデビューを果たした。今シーズンはプレミアリーグ開幕から全3試合にフル出場するなど、キャリア通算では公式戦54試合に出場し、3ゴール5アシストを記録している。

 すでに2023年11月にはイングランド代表デビューを果たしており、今月の活動では10日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグB・グループ2第2節のフィンランド代表戦(○2-0)にフル出場を果たしていた。

 そんなリコ・ルイスはフィンランド代表戦で左サイドバックとして起用されていたが、時には中盤や右サイドで右サイドバックのトレント・アレクサンダー・アーノルドとパス交換をするなど、比較的自由にプレーをしていた。ポジションのことについて聞かれた同選手はマンチェスター・シティでは同じようにはプレーできないだろうと冗談ながらに語った。

「もし、僕がそんなことをしたら、ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)は僕をちょっと責めるだろうね。なぜなら、彼はもっとコントロールしていたいからね。でも、ただあれはその瞬間のことだ。何かが起こったとしても反対側のチームメイトが対処してくれると常に信じていた」

 また、U-21イングランド代表監督ながら、暫定的にA代表の指揮を執り、9月の活動では2連勝を飾ったリー・カーズリー暫定監督についてリコ・ルイスは「彼は僕たちができる限りいいプレーをすることを望んでいて、僕たち全員からベストを引き出そうと最善を尽くしている。自由はたくさんあるけど、自由だけではなくて、構造もたくさんある。正しくバランスが取れていて、全員がサッカーを楽しめていると思うよ」と好印象を抱いていることを明かした。

【ハイライト動画】イングランド代表vsフィンランド代表

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