セスク監督率いるコモ、レアルから19歳MFニコ・パスを獲得! 4年契約を締結

ニコ・パス

 セリエA昇格組のコモは25日、レアル・マドリードから“ニコ・パス”ことU-23アルゼンチン代表MFニコラス・パスを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、契約期間は2028年6月30日までとなる4年契約を締結。なお、移籍金は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、600万ユーロ(約10億円)でクラブ間合意し、50パーセントの売却条項、さらには買い戻しオプションも契約には付随していることが伝えられている。

 現在19歳のニコ・パスは2016年に11歳にレアル・マドリードに加入した。2023年11月にトップチームデビューを果たし、昨シーズンは公式戦8試合に出場。19歳と82日でチャンピオンズリーグ(CL)初ゴールも記録していた。

 移籍が決定したニコ・パスはコモのクラブ公式サイトで「僕にとってこれはとても意味のあることで、この家族の一員になれたことをとても嬉しく思っている。これは自分のキャリアにおける前進であり、このプロジェクトに参加できることをとても嬉しく思う。始まるのが待ちきれないね!」と喜びを口にしている。

 また、コモを率いるセスク・ファブレガス監督も以下のように同選手を歓迎するコメントをしている。

「ニコには他のクラブからも関心が寄せられており、それは驚くべきことではない。昨シーズンは世界最高の選手たちとともにピッチ上で与えられていたすべての瞬間に、自分の価値を証明し、大きな影響を与えていた。楽しみな才能に恵まれ、左利きで、ウィンガーとしても中央でもとても優れている。彼と一緒に仕事をするのが待ちきれないよ」

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