プレミア昇格のサウサンプトン、ビジャレアルからFWブレアトンを獲得!

ベン・ブレアトン・ディアス

 サウサンプトンは30日、ビジャレアルからチリ代表FWベン・ブレアトン・ディアスを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、2028年6月30日までとなる4年契約を締結。なお、移籍金は明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』によると、700万ポンド(約14億円)の移籍金で両クラブは合意したようだ。

 現在25歳のブレアトンはマンチェスター・ユナイテッドやストーク、ノッティンガム・フォレストの下部組織に所属した経歴を持ち、2017年1月にN・フォレストでトップチームデビューを果たした。その後、ブラックバーンでのプレーを経て、2023年7月にビジャレアルに加入。2023-24シーズンは公式戦20試合出場を果たしたものの、今年1月から後半戦はシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍し、プレミアリーグでは14試合出場で6ゴール1アシストを記録していた。

 また、2021年6月にチリ代表デビューも果たし、これまで通算33試合出場で7ゴール3アシストを記録している。

 移籍が決定したブレアトンはサウサンプトンのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「とても興奮している。ここ数日は順調ですべてが整い、契約が成立して嬉しく思っている。みんなに会えるのを本当に楽しみにしている。この素晴らしいクラブに関わることができて嬉しいよ」

「幼い頃からこのクラブを見ていたけど、常にプレミアリーグにいた。昨シーズンのチームのプレーを見れば、降格してしまった後にすぐにチームとして立ち直っていたこともわかる。監督をはじめ、すべてが一致している素晴らしいクラブだと思う。始まるのが待ち切れないね」

 なお、チャンピオンシップ(2部リーグ)の昇格プレーオフを制し、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたサウサンプトンは今夏の移籍市場で積極補強を敢行。すでにDF菅原由勢やMF松木玖生(今季はトルコ1部ギョズテペに期限付き移籍)、MFアダム・ララーナらを獲得するなど、ブレアトンは今夏加入した8人目の新戦力となった。

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