大宮、仙台からDF知念哲矢が期限付き移籍加入「優勝してJ2昇格できるように、全力を尽くします」

大宮アルディージャ

 ベガルタ仙台に所属しているDF知念哲矢が、大宮アルディージャへ期限付き移籍することが決まった。8日、両クラブが発表している。

 両クラブの発表によると、移籍期間は2025年1月31日まで。契約により、期限付き移籍期間内に両クラブが対戦する公式戦には出場することができない。なお、知念の大宮での背番号は「25」に決まった。

 知念は1997年11月8日生まれの現在26歳。 近畿大学を経て、2020年にFC琉球へ入団した。琉球では負傷にも苦しめられながら、2シーズンにわたって最終ラインの主力として活躍し、2022年より浦和レッズへ加入。浦和での2年間は定位置の確保に苦しみ、2024年より仙台への完全移籍が決まっていた。今季はここまで2024明治安田J2リーグで7試合、JリーグYBCルヴァンカップで1試合、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会で1試合に出場している。

 期限付き移籍に際し、知念は仙台を通してコメントを発表。加入からおよそ半年間の正直な心境を明かすとともに、新天地での意気込みを次のような言葉で伝えた。

「加入してからの半年間、自分の実力不足で思うような結果が出せず、すごくいろいろな感情を抱きました。強い気持ちと覚悟を持って、またベガルタ仙台の勝利に貢献できるように大きく成長して帰ってきます」と

 また、新天地となる大宮を通しては、自身の強みにも言及しながら、チームの目標達成への貢献を誓っている。

「DFとして守備面はもちろんですが、自分の持ち味である左足でのパスや組み立て、声かけ、攻め上がりなど、攻撃面でも勝利に貢献していきたいと思います。中断明けもチームが首位をキープし続け、優勝してJ2昇格できるように、全力を尽くします」

 仙台は2024明治安田J2リーグ第25節終了時点で、11勝8分6敗の勝ち点「41」で現在6位につけている。一方、大宮は2024明治安田J3リーグ第23節終了時点で16勝5分2敗の成績を残しており、勝ち点「53」を積み上げて現在は首位を独走している。

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