京都にDFルーカス・オリヴェイラが期限付き移籍加入! 昨季後半戦はバジャドリードでプレー

ルーカス・オリヴェイラ

 京都サンガF.C.は21日、ブラジルのクルゼイロよりDFルーカス・オリヴェイラが期限付き移籍にて加入することを発表した。

 クラブからの発表によると、期限付き移籍期間は2024年12月31日までのおよそ半年間。今後メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定だという。背番号は「96」に決まった。

 ルーカス・オリヴェイラは1996年2月2日生まれの現在28歳。ブラジル出身で、母国でプロとしての第一歩を踏み出した後は、アトレチコクルーべ・ゴイアニエンセやクルゼイロで主力として活躍した。今年1月にはクルゼイロからスペインのバジャドリードへ期限付き移籍し、自身初の欧州へ上陸。シーズン途中の移籍となったことで加入直後はベンチを温めたものの、終盤戦に差し掛かると守備的MFとしてレギュラーポジションを確保し、ラ・リーガ2部で11試合のピッチに立った。

 身長は187cm、体重83kgで、本職はセンターバック(CB)の選手。バジャドリードではアンカーポジションを託されており、センターラインの守備を安定させる役割が期待される。京都は同選手の特徴について、「足元の技術が高く、高い対人能力と空中戦の強さを武器とするCB」と紹介している。

 期限付き移籍加入に際し、ルーカス・オリヴェイラはクラブを通して「京都サンガF.C.でプレーできる事をとても嬉しく思います。チームに貢献出来るように、全力で頑張ります。サポーターの皆さん、是非スタジアムに応援に来てください。よろしくお願いします」と意気込んだ。

 2024明治安田J1リーグにおいて、京都は第24節終了時点で6勝7分11敗の成績を残し、勝ち点「25」で現在は暫定17位につけている。残留争いに身を置いているものの、リーグ戦の直近5試合は3勝2分と無敗で駆け抜けており、安定して勝ち点を積み上げることに成功。中断期間明けの浮上を目指すなか、守備のスペシャリストがチームに加わることとなった。

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