ウェストハム、昨季2部MVPのサマーフィルをリーズから獲得! 移籍金は約47億円

クリセンシオ・サマーフィル

 ウェストハムは3日、リーズ(2部)からオランダ人FWクリセンシオ・サマーフィルが完全移籍で加入したことを発表した。

 ウェストハムとサマーフィルは2029年夏までの5年契約を結び、さらに1年の延長オプションが付帯している。イギリスメディア『BBC』によると、ウェストハムがリーズに支払う移籍金は2500万ポンド(約47億円)+ボーナスとなるようだ。

 現在22歳のサマーフィルはフェイエノールトの下部組織出身。2020年夏にリーズの下部組織に加わり、2年目の2021-22シーズンからトップチームに昇格した。22-23シーズンのプレミアリーグでは28試合の出場で4ゴール2アシストを記録。2部チャンピオンシップでの戦いとなった昨シーズンは公式戦49試合の出場で21ゴール10アシストを記録し、チャンピオンシップのシーズン最優秀選手に輝いた。

 サマーフィルはウェストハム加入に際し、同クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「僕はとても幸せだし、始まるのが待ちきれない。僕のキャリアにとって完璧な次のステップだ。ウェストハムは巨大なクラブで、野心に溢れ、素晴らしい選手が揃っている。だからここにいることがとてもワクワクするんだ。僕は常に自分の心に従おうとしている。選手として成長し続け、自分の可能性をできる限り広げるには、ここがベストな場所だと感じていた」

 フレン・ロペテギ新監督が就任したウェストハムは、今夏の移籍市場で大型補強を敢行中。DFマクシミリアン・キリアンをウルヴァーハンプトンから、FWルイス・ギリェルミをパルメイラスから、GKウェズ・フォデリンガムをシェフィールド・ユナイテッドから獲得し、ドルトムントに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルクらの獲得にも迫っている。

【公式画像】ウェストハムがサマーフィル獲得を発表

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