タイガース、完封勝利でシリーズ1勝1敗 カーペンターが難攻不落の守護神から決勝弾、3冠左腕スカバルは7回0封

CLEVELAND, OHIO - OCTOBER 07: Kerry Carpenter #30 of the Detroit Tigers celebrates after hitting a home run in the ninth inning against the Cleveland Guardians during Game Two of the Division Series at Progressive Field on October 07, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Jason Miller/Getty Images)


CLEVELAND, OHIO - OCTOBER 07: Kerry Carpenter #30 of the Detroit Tigers celebrates after hitting a home run in the ninth inning against the Cleveland Guardians during Game Two of the Division Series at Progressive Field on October 07, 2024 in Cleveland, Ohio. (Photo by Jason Miller/Getty Images)

● ガーディアンズ 0-3 タイガース ○
<現地時間10月7日 プログレッシブ・フィールド>

 ワイルドカード3番手のデトロイト・タイガースが中地区王者ガーディアンズとの地区シリーズ第2戦で完封勝利。シリーズ成績を1勝1敗の五分とし、9日の第3戦から本拠地コメリカ・パークに乗り込む。

 タイガースは今季投手3冠の先発タリク・スカバルが圧巻の投球。5回裏一死までパーフェクト投球を披露し、打者13人から毎イニングの8奪三振。その後、この試合初安打から一死一、二塁とするも、7番ヒメネスを二ゴロ併殺打に打ち取ってピンチを切り抜けた。

 6回裏にも一死一、三塁とピンチを背負ったが、2番フライを遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点。7回裏はわずか9球で三者凡退とし、7回3安打、無失点の快投。地区王者ガーディアンズ打線を封じ込んだ。

 両軍スコアレスで迎えた8回表、4番手右腕ギャディスから二死一、二塁の好機を作るも、ここでガーディアンズは今季セーブ王、防御率0.61の絶対的守護神クレースを前倒し投入。5番ウェンシール・ぺレスが左中間へライナー性の打球を放ったが、左翼手クワンのダイビングキャッチに先制点を阻まれた。

 それでも9回表、回跨ぎのクレースに対して二死から8番ジェーク・ロジャーズ、9番トレイ・スウィーニーの連打で一、三塁の好機を迎えると、途中出場の1番ケリー・カーペンターが値千金の決勝3ラン。最終回を3番手ボー・ブリースケが三者凡退とし、完封リレーを締めた。

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