ドジャース、大一番制して3年ぶり優勝決定シリーズ進出 山本由伸が5回無失点でPS初勝利、ヘルナンデスコンビがアベック弾
LOS ANGELES, CA - OCTOBER 11: Blake Treinen #49, Will Smith #16, Shohei Ohtani #17 and Teoscar Hernández #37 of the Los Angeles Dodgers react after the final out to win Game 5 of the Division Series presented by Booking.com between the San Diego Padres and the Los Angeles Dodgers at Dodger Stadium on Friday, October 11, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Daniel Shirey/MLB Photos via Getty Images)
○ ドジャース 2-0 パドレス ●
<現地時間10月11日 ドジャー・スタジアム>
西地区王者ロサンゼルス・ドジャースがワイルドカード1番手パドレスとの地区シリーズ第5戦に勝利。先発した山本由伸投手(26)は5回無失点の好投でポストシーズン初勝利をマーク。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打に終わった。
中5日での先発登板となった山本は初回、2番タティスJr.から空振り三振を奪うなど、わずか10球で三者凡退の好スタート。先制直後の3回表には、一死一、二塁のピンチを背負ったが、2番タティスJr.を三ゴロ併殺打に打ち取ってリードを守った。
その後4回、5回と続けて三者凡退に抑えて降板し、5回63球を投げて2安打、1四球、2奪三振、無失点の好投。ダルビッシュ有とポストシーズン史上初となる日本人投手対決で一歩も譲らぬ投手戦を展開。第1戦で3回5失点と打ち込まれたパドレスにリベンジを果たした。
ドジャースは2回裏、7番キケ・ヘルナンデスのソロ本塁打で先制。その後はダルビッシュに対して7回一死までパーフェクト投球を許すも、4番テオスカー・ヘルナンデスが今季ポストシーズン第2号のソロ本塁打を放って追加点。試合通してわずか4安打に抑え込まれながら、2本のソロ本塁打でリードを奪った。
山本からバトンを受けた2番手右腕エバン・フィリップスは6回表を三者凡退に抑え、回跨ぎで3番プロファー、4番マチャドを連続三振。続く5番メリルを3番手左腕アレックス・ベシアが空振り三振に仕留めて7回表を終え、マイケル・コペックが8回表を三者凡退。2点リードの最終回をブレーク・トライネンが締め、リリーフ4投手がパーフェクトリレー。2試合連続の完封勝ちで大一番を制した。
同地区の宿敵パドレスを下し、3年ぶりに地区シリーズを突破。ワイルドカード3番手メッツとの優勝決定シリーズは日本時間14日、本拠地ドジャー・スタジアムで開幕する。
10/12 11:35
ベースボールキング