タイガース、2戦連続完封勝利で優勝決定シリーズ進出に王手 ブルペンデー完遂し本拠地11年ぶりのポストシーズン勝利
DETROIT, MICHIGAN - OCTOBER 09: Tyler Holton #87 of the Detroit Tigers reacts after striking out Austin Hedges #27 of the Cleveland Guardians in the ninth inning to end Game Three of the Division Series at Comerica Park on October 09, 2024 in Detroit, Michigan. (Photo by Duane Burleson/Getty Images)
○ タイガース 3-0 ガーディアンズ ●
<現地時間10月9日 コメリカ・パーク>
ワイルドカード3番手のデトロイト・タイガースが中地区王者ガーディアンズとの地区シリーズ第3戦に完封勝利。シリーズ成績を2勝1敗とし、11年ぶりの優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
2014年の地区シリーズ以来、10年ぶりに本拠地でポストシーズンを迎えたタイガースは初回、4番ライリー・グリーンの適時打で先制に成功。3回裏には、3番マシュー・ビアーリングの左犠飛でリードを2点に拡大した。
ブルペンデーに臨んだ投手陣は1番手右腕ケイデル・モンテロがわずか6球で三者凡退。2番手左腕ブラント・フルテルは2回から4回まで無失点に抑え、5回表、一死一、二塁とピンチを迎えたところで交代。3番手右腕ボー・ブリースケが2番フライを空振り三振、3番ラミレスを中飛に仕留めて火消しを果たし、2点リードで試合を折り返した。
ブリースケが回跨ぎで6回表を三者凡退に抑えると、直後の6回裏に追加点。安打と暴投で一死二塁のチャンスを作り、ここまでポストシーズン14打数無安打と苦しんでいたスペンサー・トーケルソンが左翼線へ適時二塁打を放った。
続く7回表、4番手左腕ショーン・ガンサーが二死一、二塁とピンチを背負うと、5番手右腕ウィル・ベストを投入。2番フライに三塁方向へ強烈なライナーを打たれるも、三塁手ビアーリングがジャンピングキャッチで失点阻止。そのままベストが8回表、6番手左腕タイラー・ホルトンが最終回を締めて2戦連続の完封勝ち。前回出場の2014年は被スイープで敗退したため、本拠地でのポストシーズン勝利は2013年の優勝決定シリーズ以来、11年ぶりとなった。
10/10 06:52
ベースボールキング