阪神、連敗「4」で止め貯金1で前半戦終了 直近2戦連続零敗の打線が大爆発


○ 阪神 12 - 3 広島 ●
<16回戦・甲子園>

 阪神は打線が13安打12得点と爆発し連敗を「4」でストップ。前半戦を貯金1で折り返した。

 2試合連続完封負け中の虎打線が突如、牙をむいた。1点を追う3回、2番・中野の左前適時打で追いつくと、これが17日の巨人戦(東京ドーム)の5回に1点を奪って以来、27イニングぶりの得点となった。

 なおも二死一、三塁で4番・佐藤輝の右前適時打で逆転。さらにここから、5番・大山の中前適時打、6番・前川の左前適時打、7番・木浪の右前適時打、8番・梅野の中前適時打が飛び出し、5連続含む6本の適時打で一挙6点のビッグイニングとした。

 4点リードの6回も1番・近本の右前適時打、3番・森下の左越え適時二塁打などで4点を加え、なおも二死三塁で大山が仕上げの一撃。左翼席へ飛び込んだ7号2ランは、チームにとって14試合ぶりの本塁打となった。

 3回に続き6回も一挙6点のビッグイニングとし、計13安打12得点の猛攻でスタメン野手全員安打&打点を記録。打線の援護を受けた先発・西勇は6回9安打2失点の粘投で4勝目(3敗)を挙げた。

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