阪神、打線つながり首位広島と再び4差 森下が逆転の12号3ラン、大山も3打点


● 広島 5 - 7 阪神 ○
<22回戦・マツダスタジアム>

 阪神は広島の反撃を凌ぎ、今カード2勝1敗で勝ち越し。貯金は「5」となり、首位・広島とのゲーム差を再び「4」に縮めた。

 阪神打線は2点を追う3回、二死から1番・近本の二塁内野安打、2番・中野の中前打で好機を作り、3番・森下が12号3ランを左翼席へ運び逆転。さらに、続く佐藤輝の遊撃内野安打と相手のバッテリーミスで二死二塁とし、5番・大山の左前適時打で4点目。二死から上位打線がつながり一発を含む5連打を記録した。

 4回は二死三塁で近本が中前適時打を放ち5点目。7回は二死満塁で大山が3打点目となる左前2点適時打を放ち7-2とリードを広げた。

 先発の大竹は初回に2点を失ったものの、2回以降は危なげなくゼロを重ね6回5安打2失点の好投。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 5点リードの7回は2番手の石井がマウンドに上がったが、一塁・大山の失策からピンチを招き代打・堂林に中前適時打を許したところで降板。石井は結局、一死も奪えなかった。代わった桐敷も適時打を許すなど7回だけで3失点。それでも2点リードの8回以降はゲラと岩崎の勝ちパターンで逃げ切り、岩崎は3年連続となる20セーブに到達。6回2失点の大竹は8勝目(7敗)を手にした。

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